養生訓 巻第八 灸 鳳凰堂流解釈⑰
原文を現代文に改変
一切の頓死、或いは夜厭死(おそわれし)したるにも、足の大指の爪の甲の内、爪を去る事韮葉ほど前に、五壮か七壮灸すべし。
鳳凰堂流意訳
あらゆる急死、或いはおそわれて死ぬ場合にも、足の拇指の爪の甲の内、爪を去る事韮葉ほど前に、五壮か七壮灸する。
鳳凰堂流解釈
急死する場合や襲われて死ぬ場合と書かれていますが、
観相学では襲ったり襲われたりする場合に目と目尻が目付どころになります。
つまり、少陽、厥陰がポイントになります。
ここでは、足の拇指の爪甲の内と書かれていますが、現代的には足の拇指の外側、爪甲から約3mm程離れたところだと推察しています。
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