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養生訓 巻第八 灸 鳳凰堂流解釈⑦


原文を現代文に改変

灸後淡食して血氣和平に流行しやすからしむ。

厚味を食過すべからず。

大食すべからず。

酒に大いに酔うべからず。

熱麪、生冷、冷酒、動風、肉の化しがたき物くわふべからず。

鳳凰堂流意訳

灸した後は薄味の食事にして気血を穏やかに流すようにする。

味の濃いものを食べ過ぎないようにする。

大食しないようにする。

酒に酔いすぎないようにする。

熱い麺類、生もの、冷たいもの、冷酒、辛味の食べ物の過食、消化しにくい肉を食べないこと。


鳳凰堂流解釈

動風が単語だけ記載されている為、訳に悩んで深掘りし、陰虚から肝陽化風の流れを意図して書きましたが、もっと良い訳があるかもしれません。

灸をした後は、体内の気血が調整されようとしている為、気血を無闇に乱すような事はしないように、具体的な項目を挙げてくれています。

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