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観相学②

観相学も東洋の伝統的な医学も占筮、東洋の伝統的な占星学も元を正せば周易に行き着きます。

ここでは、先ずは分析の為の分類法を周易を使って簡単に説明します。

周易は有形を1、無形を0としますが、認識可能なものを1、認識不可能なものを0と言い換える事も可能です。

観相学は、認識可能な事を分析しながら、認識不可能だと思っていたものを観るものだと言うのが鳳凰堂流の考えですので、先ずは1と言う対象を限定します。ここでは顔がその対象となります。

顔と言う一つのテーマ(太極)を2分する(陰陽に分ける)事で天人相応させます。

先ずは上下に2分しますが、それでは判断がつきにくい為、上中下と、天人地三才思想を用いて、天=上=陽、地=下=陰とした上で分けにくい部分を中=陰陽相交する部位と考えます。

更に左右でも同じように左は陽、右は陰として分けにくい部分を中とすると全部で9マスの地図ができます。

この中の縦横明確に線引きする部位が、先天五行を使う部位であり、素問、難経における望面診の基本位置(定位)になります。

観相学①では、顔全体の形と顔全体の色を照らし合わせましたが、次は顔全体を9つのマスの中の5マスを使って判断します。

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