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養生訓 巻第三 飲食上 鳳凰堂流解釈62

原文を現代文に改変
人、他郷にゆきて水土変わりて水土に服せず患うことあり。

先ず豆腐を食すれば脾胃調やすし。これ時珍が食物本草の注に見えたり。

鳳凰堂流意訳

人はよその土地に行くと、水や土が違う為に、その土地に合わずに病を患う事がある。

その場合は先ず豆腐を食べれば脾胃が調やすい。

これは李時珍が書いた食物本草の注に書かれている。

鳳凰堂流解釈
李時珍と言えば、本草綱目や奇経八脈考で有名な人。

異法方宜論編を具体化したような内容

豆腐は清熱、慣れない場所では色々な事を考えてしまったり、急に食べ物の質が変わると胃に熱が籠もります。

そんな状況を察しての軽い清熱でしょう。

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