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養生訓 巻第五 五官 鳳凰堂流解釈⑲

原文を現代文に改変
東坡が曰く、にわかに風寒に遇いて、衣薄くば、一身の氣を張りて、風寒を防ぎ、肌に入らしむべからず。


鳳凰堂流意訳
蘇東坡は次のように言っている。急な風寒の邪氣に当たり、衣服が薄い場合は全身の気を春事で、風寒の邪氣を防いで、肌に入れないようにする。

鳳凰堂流解釈
東洋医学を知っている人にしか解釈しにくい部分ですが、風が強いのは寒温の変化が激しい事も含んでいます。寒は文字通り冷えです。つまり、急な寒温の変化や冷えが来た際に着ている服が薄ければ、全身に気を張って冷えや寒暖差を防ぐように言っています。
もう少し付け加えると、早く温かい部屋で温かいものを摂取すると良いです。

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