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イラストの詐欺に遭いかけた話

こんにちは黒澤です。
超最近の出来事で、タイトルままです。
今後絵師を目指される方がいたら是非注意してくださいという思いを込めて、書きます。
早速よろしくお願いします。


先日、ふと自分の絵は世間でどのくらい通用するのか気になり、イラスト専用のXとインスタを開設しました。

とりあえず適当に過去の絵を投稿したのですが、その際このような文章が送られてきました。
↓↓↓


曰く、「コミッションをしたい」とのこと。

コミッションってなんやねん。と思って調べたところ、どうやら海外ではイラストを依頼して個人間で売買をおこなう文化があるようです。
勉強になったね。

日本でも「skeb」というサイトで有名なイラストレーターからその逆までコミッションに似たものをしています。今後やるかもしれません。
この記事を読んでいる方も、もしかしたら活動されているのではないでしょうか。

翻訳機を使いながらわちゃわちゃとやり取りをしていくと、このような文章が送られてきました。

スコティッシュフォールドです。かわいいですね。


$100~300、 日本円にして1万円~3万円前後です。
こんなの極貧大学生である僕からしたらこの上なくありがたい話です。
最近は本当にお金がないので、僕にはもうイラストか有馬記念しか残された道はないのです。

僕みたいにならないでください。



…というわけで人生初の海外依頼。入念に相手のニーズを聞いていきます。


青を使って欲しい的な依頼の様子です。



ある程度のラフも完成し、依頼主に送信。
どうやらpaypalというものが海外交渉では使われる模様。

しかし、これが後々危険な方向に動くことがあるようです。



そんなこんなで5日ぶりにイラストを投稿で更新すると、下のように2人からまたまた依頼が来ました。


そんなうまい話あるか?と思った僕は
「コミッション イラスト 詐欺」
で検索をかけてみました。

すると案の定、こちらがヒットしました。
世の絵師志望は熟読するように。



…つまるところ要するに、「$300以上の受け取りは送り主に課金しないとビジネスアカウントに切り替えることができないから、お金払ってね」
という嘘のメールが送られるようです。

イラストを始めたての無知な人を狙った巧妙な詐欺なんだとか。

僕は一度高校生の時にいろいろと絵を描いていたことがあったので、そのメールが送られる前に疑問を抱き、対処することができました。

結局、いつまでも金額のことで引き下がられるのも面倒くさいので
「俺は有償依頼はskebでしかやりません」
の一点張りで、半ば強引に方向転換することに決めました。


最初の人は「お前、ここにきておりるっちゅーんか!?」
的なメッセージをよこしてきたのでこちらが無料で提供する旨を伝えました。
以下
↓↓↓


本人に直接「詐欺だろ」と確信をつく僕の投稿の末、彼女は僕にメールを送らせることでメアドをゲットし、そのうえで例の偽メールを送ろうとする作戦に出てきました。

なかなかしぶとい。

そこでこちらも相手の機嫌をお立てつつ、イラストを描くことに。

無事完成。
こちら。


この後、相手から返信が来ることはなくなりました。
せっかく14分で描いて納品したのに…



というわけで、僕が危うく詐欺にあうかもしれなかった一部始終 (送信取り消ししたけれど、メアドを控えられているかもしれないが、)をお送りしました。

皆さんはこのようなことが起きないようにSNSでのやり取りやお金の管理は十分注意していただきたく存じます。
僕も注意して行きます。

nikki、許さんからな。

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