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訪問リハビリ業務1日に何件行くの?

訪問リハへの転職や異動を考えるとき、1日に何件行くものなのかなぁ?と思いますよね?

事業所ごとに異なる働き方

Twitter上では、6~7件、多くて8や10なんて強者もいるようです💦
強者たちの件数だけ聞くと、大丈夫なのか心配になります。
このように、一日の訪問件数は事業所によって異なります
参考までに自分の働く事業所(訪問リハビリと通所リハビリの兼務)では、下記のような体制をとっています。

最低でも5件
田舎町ということもあり、1件訪問するのに
移動時間が10~20分、リハビリが40分
で計算しています。

現状私の事業所での働き方

・8時半前に出勤
・出発までにミーティングと準備&書類業務
・9時から1件目開始して午前中3件
・昼休憩1時間程度?
・12時45分から通所の利用者対応(自主トレ誘導・個別対応等)
・15時から訪問 2件
・17時から書類業務

訪問リハのみで稼働できるのであれば、午前3件・午後4件まで理論上いけるかなーとは思いますが、実際は対利用者業務に限らず、担当者会議、往診・リハ会議、計画書の作成、書類・請求業務、利用者の振り替え対応などなどを考えると、定時で帰るのは不可能かなー?と思います。

そう考えると、5~6件程度がワークライフバランス的に良いのではということで、当院では1日5件としています。次の項目では、訪問リハビリ業務ってリハビリ提供する以外に何があるのかを紹介していきます。

訪問リハビリの業務とは?

お宅にお伺いしてリハビリをする!・・・だけではないんです。

リハビリ提供以外の業務あれやこれや・・・

居宅介護事業所からの電話での相談
新規受け入れの契約
リハビリ計画書の作成
訪問リハビリ事業所の医師と一緒に往診
 (処方箋の発行と計画書の説明・同意)※初回と3か月毎
実施記録
状態変化があればケアマネや家族との連携
提供票の実績入力
実績交換
料金徴収
車両管理
冬は除雪etc…

簡単に書き出してもこのくらいはあるんですが、契約や往診、ケアマネとの連携、料金徴収などは院内勤務時代にはない作業なので、これも違う部分ですね。
訪問件数=売り上げに直結しますので、マネーリテラシーも高まるんじゃないかと思っています(笑)

自分がどれだけ稼いでいるか明確化しやすい。

1日に5件訪問に行ったとして、概算3万円の売り上げになります。
つまり、1日5件を1か月(4週)換算すると・・・
60万の稼ぎができるということです。
利用者が休んだり、月に5回ある週もあるので増減はしますが、概算はこんな感じです。
6件行けば72万/月、年間にして864万・・・自分頑張ってるなと思えます(笑)

病院にいるときは、入院費に包括されてしまって自分の働いた分がどの程度なのか見えなかったり、そもそも自分の提供しているリハビリの時間でどれだけ稼げているのか?という意識を持つ人が少ないように感じます。
その点でいうと、訪問リハビリはシビアな世界だなぁと思います。
また、利用者さんから直接お金をいただいて領収書を発行するなど、より労働に対する対価を明確に感じやすいのかもしれません。
プロですから、お金をいただいた以上のサービスを提供しなければという責任感も生まれやすいのではないでしょうか?

最後に

一日に何件訪問リハビリに行けるか?と聞かれれば、業務的には5~6件が安定しそうです。
院内のリハビリとは業務内容がガラッと変わる部分もありますが、それが刺激になって面白い部分じゃないかと思いながら、今日も働いています!

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