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訪問リハビリのトラブル

訪問リハビリに携わっていると、様々な出来事に遭遇します。
今回は訪問リハビリの際に、よくあるトラブルをご紹介していきたいと思います。

訪問リハビリのトラブル ~出発編~

訪問リハビリで使用する車両の窓が凍って出発できない

北海道の冬特有なのかもしれませんが、雪が降った日には雪下ろしから始まります。その際、ウインドウが凍り付いてガリガリしないと出発できません💦
室内側で凍結した場合なんかは薄氷が溶けるまで出発できずに、利用者宅への出発が遅れるなんてことがあります。
出発時間ギリギリだと間に合わない可能性があるため、少し余裕をもって出発するようにしています。

そもそも大雪で出発できない

私の住む地域では年に1~3回ほど一晩に60㎝程大雪が積もります。
そんな日の午前中は除雪に駆り出されるので、訪問リハビリをお休みさせてもらうことがあります。

数年に一度の交通事故

出会い頭に衝突したり、雪でスタックして身動きが取れなくなったり。
こういった場合は、本部に連絡を取って利用者に連絡を取ってもらったり、救助のために事務員さんに来てもらったりしています。
きちんと備えて、連絡手順など明確にしておくことが大切ですね!

訪問リハビリのトラブル ~おうち編~

到着したのに不在(玄関が開いていない)

予定していた時間に訪問リハビリに行って、
いつもどおりインターホンを押して、ガチャっと開ける・・・
ん?開かない・・・もう一回インターホンを押してみる・・・
返答なし・・・

聞こえてないだけかな?
時間変更してたっけ?
まさか倒れてないよね?
なんかの用事でいないだけであってくれ!
色んな事が頭をめぐります。

冷静になって、
利用時間の再確認、
家や携帯電話に直接連絡をしてみる
それでも出ないなら、
ケアマネや家族にも連絡して用事がなかったか確認
用事があればよし。
家にいるはずと言われたら・・・ケアマネ・家族の到着を待ったり臨機応変な対応が必要になるかもしれません。

玄関開けたら利用者が倒れてた!!

転倒して「自分で起きれないからそのまま横になってた」という場面に出くわしたことがあります。傷など状況の確認、受診の可能性も含めケアマネ・家族と連携してその日の対応を決めました。
意識障害など緊急性の高い場合は即救急搬送の手配などが必要になります。
このあたりの緊急時対応マニュアルは見ながら対応できるように印刷して持っておくのが良いと思いました。

利用者家族の喧嘩に巻き込まれる

普段仲が良い家族のように見えても感情の波はあるわけでして。
喧嘩直後の現場に訪問リハに行くことが稀にあります。
利用者さんのバイタル測定時に血圧が上がっているのなんのって(笑)
現場にいると、間に入らざるを得ないので、お互いの意見を投げかけられることがあります。
話を聞いてもらうことで、精神的な落ち着きを取り戻してくれるといいなと思いながら介入しています。どっちかの味方をすると後々の関係性に影響があるので、「〇〇さんはそう思うんですね」と事実だけを述べたり、もしも間をとった解決策の提示ができそうであれば「〇〇はどうですか?」と検討してもらうのも良いかもしれません。

最後に

病院で働いているのではわからない、訪問リハビリのちょっとしたトラブルを紹介してみました。
他にも思い出したりしたときは、更新したいと思っています!

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