こんな夢をみた

 某国に出張し工場の視察に参加している。スーツを来てヘルメットを着用している同僚。私も同じ格好だ。カメラの映像には機械から流れ出る各種の錠剤。これを一瞬でもれなく認識させる装置の検討を行っている。カメラが30fpsとして流れ落ちる薬剤の速度、一枚の映像から認識できる種類、それらのデータを元にメモ帳で筆算して結果を渡す。どうもこのままでは難しそうだ。事務所に戻ってソフトウェア側の問題を検討しよう。
 平屋の広い事務所。暑いが空気は乾燥している。数台のノートパソコンしかないが重い計算は本社側で行っているので特に問題はない。何人かが工場から持ち帰った資料を元に修正箇所を確認している。もうすぐ昼休みだ。外に食事に行くか訊ねると一人だけ返事をした。外は岩場が迫っており、砂ぼこりが舞っている。やがて同僚が呼んだタクシーらしき車がきた。銀色のボディの側面に大きくDAVEとかそのような文字が大きく描かれているがあいまいでよく読めない。二人で後部座席に乗り込み繁華街へ向かってもらう。狭い峡谷にはいる。後ろからスクーターに乗った警官が追いかけてきた。運転手は通りすがりに仲間と連絡し、せまい道へと誘い込む。すこし引き離した後で車を降ろされ、言われるままに廃タイヤを道に積む。タクシーに隠れて待っていると警官のスクーターがそこに突っ込み炎上する。運転手の仲間達が現れて警官をメッタ打ちにするのを眺めながらタクシーは繁華街へと向かう。

(20180228)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?