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カルトの花嫁 -宗教二世洗脳から抜け出すまでの20年-冠木結心2022年合同出版№590

10代で母親と統一教会にのめり込み、
20年に渡る洗脳下から抜け出した著者。
同じく宗教二世で育った私には
共感することだらけで涙なしでは読めない作品です。

■私は、母親としてはダメな親です。
子どもに貧乏な暮らしをさせ、
やりたいこともできず、
韓国と日本を行ったり来たりさせてしまいました。
子どもたちは、完全なる犠牲者です。
でも唯一誇れることがあるとしたら、
子どもを 統一教会 の魔の手から守ったことだと思っています。
⇒私も子どもたちを守れたことが誇りです。
同じ道は絶対歩ませない。
著者同様、私の母親は孫に宗教を
伝承したい思いでいっぱいです💦

■カルト信者は外部に相談しない。
悪いことは全てサタンの仕業、信仰の足りなさが原因。
⇒その通り。魔が入ったとか、過去世の宿業だと言われます。
良いことは信仰のおかげ。

■洗脳下では、考える余裕も、
振り返る時間も与えられず、
目標達成に必死の日々。
何度も抜け出すチャンスはあったのに、
脱会後に襲ってくる恐怖や不安に怯え、
恐怖信仰に陥っていた。
⇒宗教活動は超多忙でした。
青春時代遊ぶ時間はほぼなかった。
思考停止でした。
脱会すると地獄に落ちるので
その選択肢は考えもつかなかった。

■子どもが不幸になる、子孫が苦しむと
言われたらもう断れない。
これがカルトのカルトと呼ばれる所以。
不幸や恐怖をチラつかせ、
逃げられない状況に追い込む。
⇒洗脳の一番の基本が恐怖の植え付け。
今のコロナと同じですね。
おかげでコロナ騒動は最初から
「あ、これ洗脳だ」と気づけました。

■韓国では「日本人女性と結婚出来る」と、
統一教会に入る男性が多いらしい。
チラシに大きく「結婚しませんか?」と書いている。
⇒これにはびっくり。
著者は2度。悲惨な結婚をしています。

■2012年9月3日文鮮明死去
彼はメシアではなくただの人間だった。
この事実を受け入れるのが恐ろしくもあった。
これがきっかけで洗脳が解けた。
⇒私が居た教団のカリスマは
2012年6月から夫婦そろって
一切姿を表しません。
大災害の時も現場へ行きません。
でもお元気だそうです。
真実が知れたら、
一気に会員が減ることを恐れているのか?

追記:2023年11月18日にカリスマの
死亡が発表されました。
詳細を末尾に「追記」として書きます。

■20年という信仰の否定で地獄に落ちるかもという
不安を克服するには大きな決心が必要でした。
⇒私も40年の日々を否定するには
大きな決心が必要で苦しかったです。

著者もそうでしょうが、退会して本当に良かった。
今が幸せすぎるくらい幸せです。
万事塞翁が馬。
人生、バランスよく出来ているのだと思います。
私には必要な経験だった。

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こちらはエホバの証人
カルト宗教信じてました。たもさん|ほうこ@読書大好き♪ (note.com)

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2023/12/21 より以下の記事を有料化にしました。
写真なんかも載せていきます。
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