見出し画像

【小学部】 テーマ授業〜地球編〜実施しました!

小学部では、1学期中に全4回で「テーマ授業〜地球編 〜」を実施していました。今回はそのときの授業と子どもたちの様子をレポートします!

そもそも 「テーマ授業」 とは?

「子どもたちの興味関心を拡げ、ワクワクを探しにいく」をコンセプトに授業を行なっています。いわゆる探究学習と呼ばれるもので、色々な角度から物事を知り、好きなことや興味のあることを見つけるきっかけを作っています。

放課後塾ハルでは、小学生〜中学生の生徒たちに向けて授業を行なっています。

「地球編」 とは?

今回は、「地球編」を実施させていただき、地球にまつわるさまざまな物事を扱いながら、子どもたちの興味関心を拡げていきます。

<第1回 奇跡の星 地球>

 いまの地球環境は、さまざまな奇跡の連続によって存在しています。
ここで早速質問です。地球の年齢はいくつかご存知でしょうか?
答えはなんと‥  46億年 と言われております。

 つまり、46億年前には、そこには何もなかった。地球という星も、私たち人間も存在していなかったわけです。そんな地球が今の姿になるまでにはさまざまな奇跡の連続が起こっていたといいます。授業内では、そんな奇跡の星・地球の歴史を子どもたちと一緒にさかのぼっていきました。
 下の動画は、地球と生命の誕生・進化がまるっとわかる動画になっていますので、気になる方はぜひご覧ください!

そして実は、私たちが住む地球上には当たり前にある「陸・海・空気・オゾン層」の4つの環境がある星は、なんと地球だけ
なので、人類が発見した星の数のうち4つの環境がある星の割合は、0.0000000005% であると言われています。
そう考えると、当たり前にある身の回りにある世界の見え方が変わってこないでしょうか?

  またそれ以外にも、地球環境の1つの要素である水(= 海)がどのようにできるのかの化学実験も行いました!実験では、酸素と水素を1:2の割合で袋に入れて、熱エネルギーを加え、大爆発を起こして水をつくる実験です!
大人でも驚くほどの大きな爆発音なので、子どもたちも驚いていました。

※ 安全管理はした上で実験は行なっています。

<第2回 生物多様性 植物編>

 地球に暮らす生物たちの多様性について紹介していきました。第2回が植物に焦点を当てて、世界にある面白い植物たちを紹介していきました!中でも衝撃的だったのは、こちら。

一見、普通の葉っぱ‥
ただ実は、こちら非常に恐ろしい「ギンピーギンピー」という植物。どんなふうに恐ろしいのかは是非調べてみてください!(子どもたちからも悲鳴が上がっていました)

また今回も子どもたちと植物の構造を知るための実験を行いました。
白い花に色水を吸わせて、花を色付けていく「レインボーフラワー」をつくる実験です!
下記の材料を使って、動画のようなかたちで実験をしていきました。

材料
・白い花(カーネーション or バラ)
・カッター
・フィルムケース
・食紅(好きな色)

茎の中の道管を通って水が浸透していき、花が色づきます。
そして‥ 実際に染まったレインボーフラワーは、こちらです!簡単に綺麗に染まるので、ぜひ興味のある方はやってみてください!

<第3回 生物多様性 動物編>

 2回目に引き続き生物多様性をテーマに、今回は動物にフォーカスを当てていきます。動物編では、「目指せ!動物博士・動物オリンピック大会」と題して、数々の動物たちに100m走・水泳100m・20m木登りとさまざまな競技で動物に競い合ってもらい、クイズに答えてもらいました。
優勝したチームには、動物博士号を贈呈しました!
(ご家庭に持って帰っているかと思いますので、ぜひ聞いてみてあげてください。)

<第4回 地球と人類>  

 最後の授業では、地球と人類ということで、私たち人間に焦点を当てていきました。この地球上では、生態系のピラミッドが存在し、その一番頂点にいるのが私たち人間です。
ただ地球上の歴史でいくと人間が誕生したのは、本当に最近のことです。授業内では、46億年の地球の歴史を1年で換算したときに、人類が誕生したのはいつ頃か?という話をしていきました。みなさんは、いつ頃だと思いますか?

正解はなんと‥ 
12月31日 23時37分と言われています。

私たち人類は地球上の歴史でいくと、それくらいほんのわずかな時間しか生きていないにも関わらず、なぜ生態系のピラミッドのトップに君臨できたのか。そんな問いをフックにして、子どもたちと一緒に考えていきました。

最後に

 子どもたちにとっては壮大すぎるテーマかもしれませんが、全4回の地球編の授業を行なってきました。子どもたちに最後に伝えたメッセージとして、


” 私たちがこれから地球上で生きていく上に、どのように生きていくべきなのでしょうか?  ”

 この大きな問いは、別に今すぐに考えなくとも、これからの人生は生きていけるんだと思います。
ですが、今回の授業を通して、
・私たちは、奇跡の連続の中で誕生した地球という星にいること
・実は、地球という大きな生態系の仕組みの中の一つとして生活をしていること

これらのことを知ったときに、少し世界の見え方が変わったんじゃないでしょうか。
地球人の一人として何を考え、どう生きていくべきなのでしょうか?

今回の授業がそんなことを考えるきっかけになれば嬉しいです。

とお伝えさせていただきました!
テーマ授業を通して、少しでも物事の捉え方が変わり、「なぜ」「どうして」という疑問が生まれ、それをフックにさまざまなことに興味を持つきっかけになってもらえれば嬉しいです。

2学期以降も、テーマ授業は実施していく予定ですので、ぜひ楽しみにしていてください!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?