"Rather Be" Clean Bandit (feat. Jess Glynne):京都からあの港まで一歩ずつ向かう

先日乗せてもらった車で聴いてから、むっちゃ好きこれ。サビがとても楽しい。

"Rather Be" Clean Bandit (feat. Jess Glynne)

グリーンバッディットは、ケンブリッジ大学で出会ったメンバーが結成したエレクトロポップグループ。
今は三人組。日本語版ウィキペディアもありました(こちら)。

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Clean BanditのRather Be。ちなみにMVは、日本の市場とかを歩き回る映像で、マッチしてるんだかしてないんだか。

※和訳はこちらにあります。参考までに。

サビのメロディラインと、ストリングスが繰り返すモチーフが、なんかこう、聴いてて快楽がある。それがたまらない。
元々、エレクトロニカ好きだし、ポップスにストリングスがメンバーでいるタイプのグループも好き。

クリーンバンディットも、昔はヴァイオリンの人がいたみたいですね。



もう言いたいこと言ったんで、終わってもいいんですけど、歌詞の中に、京都が出てくるので紹介しておきます。

"With every step we take, Kyoto to The Bay"(京都からあの港まで、一歩ずつ向かう)

湾って言われてもなんのこっちゃらですね。舞鶴でしょうか、やっぱり大阪湾ですかね。
そんなん歩けるかいな、みたいなこと言ってもいいんですけど、置いといて。

あと、まぁ、湾ってあんまり言わないのでとりあえず港と訳しました。

このグループ、京都でライブやったりとか、ほかの曲のMVを京都で撮ったりとか、うまいことオリエンタルな雰囲気を使っている感じがします。

「Rather Be」のMVに関して言えば、冒頭に「Clean Bandit(清潔な盗賊)」「Rather Be(ラーザ・ビ)」って書いてあったりするので、色々確信犯的に突っ込みどころを用意しているとしか思えないんですよね。。清潔な盗賊て、ラーザ・ビて……ってなるじゃないですか。

俳優も日本人だし、MV制作関係者に日本人や日本語話者がいるはずなので、これは確実に確信犯だと思います。


で、このベイなんやねん、って話ですけど、冒頭にも地理的な話があるので、たぶんこれがヒントになります。

We’re a thousand miles from comfort
(安心から何マイルも離れて、)
We have travelled land and sea
(陸や海を超えて旅してきた)

「私たちは旅してきた」なので、たくさん色々な苦労を乗り越えた的なニュアンスがありそうです。

でも、全体を通して場所を連想させる語彙が多くて、その上で「あなたの隣がいい」って歌うたくましい歌なので、遠距離恋愛、国際恋愛の雰囲気を感じます。

クリーンバンディットは、イギリスのグループなので、イギリスと日本に離れて住んでいる人同士の恋愛を歌ったものだと考えるのもありですねー

とはいえ、個人的に好きな解釈は、遠距離恋愛をしている恋人同士で、湾のある都市から飛行機乗って関空に来て、喜びが高まりすぎて爆発したような感じのストーリーです。
京都デートでもすんのかな。

ヴァイオリンのキメッキメのオブリガードは、久しぶりに恋人と会う人の喜びって感じがするし、

"N-n-n-no, no, no, no place I rather be"(ここ以外にいたい場所なんてない)

このサビの興奮気味の歌詞とも、遠距離恋愛の「久々にあった興奮」のイメージが、調和している気がするので。

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