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ヘルパーさんと暮らす日々

香港人パートナーと一緒に暮らしていますが、同棲ではなく、私が彼の実家にお世話になっている状態です。

そんな中、彼の実家のマンションには、住み込みのインドネシア人のヘルパーさん(香港ではアマさんと呼びます)も一緒に住んでいます。

彼のご両親がアマさんを雇い、日曜日、祝日以外は家事全般をお願いしています。

アマさんはインドネシアか、フィリピンの方がほとんどかなと思います。月の最低賃金は4,630香港ドル(約65,000円)で、その上で食事代や、母国に一時帰国する際の飛行機代などを負担する義務が雇用主にはあります。

家庭によっては赤ちゃんのお世話や、子どもの幼稚園、学校の送り迎えもアマさんの仕事、というところも多く、本当に生命線というか、いなくてはならない存在だと思います。

もちろん、家族ではない人と一緒に暮らすので、いつも上手くいくわけではなく、色々なトラブルがあると聞きます。
実際に、以前我が家にいたアマさんは、彼のお母さんとの関係が上手くいかず、昼間のみんはがいない時に家出して大騒ぎになりました、、、。

雇用主に問題があるケースもあれば、アマさんが物を盗んだ、借金を作っていたなどのトラブルなどもあるようで、日本人の感覚からすると、便利な反面、結構ハードルが高いですよね。アマさんを雇っている在香港の日本人の方は本当にたくましいと思います。

先日は、アマさんの誕生日でケーキを買ってきて家族みんなでお祝いしました。アマさんを中心にテーブルを囲み、彼女の母国インドネシアに住んでいる旦那さんと、6歳の息子さんのこと写真を見せながら嬉しそうに話しているアマさんを見て私もとても嬉しくなりました。

その日は香港で国家安全法案が可決されて、
逮捕される人等をニュースで見て、日本にいる知り合いの方からは、大丈夫?とメールを頂いてしまいましたが、我が家の中はこんな感じで、
香港での私たちの生活はこれからも続いていくんだなあというなんとも言えない気持ちになりました。

これからも香港の日常をnoteに書いていきたいと思います!

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