方言で天気予報？！第2弾

皆さん、「方言で天気予報？！第1弾」は、お楽しみいただけてますでしょうか？

全国各地に住む、フリーアナウンサーが集まって、それぞれの地域の方言の魅力を発信しようと結成された「方言研究室」。毎月数本、youtubeに方言リレー動画を配信しています。

今回の動画は、梅雨シーズンということで、方言で天気予報（もどき）をお伝えしています。リレー形式で、今回も色んな方言が登場しますよ～！お楽しみに！

note担当は、茨城弁担当の有働文子です！難しい方言には、訳を入れてます。私的コメントも少しだけ入れました。そちらもお楽しみください★

※サムネイル作成：山口由里アナ、編集：土井　梨津子アナ、テロップ＆音楽：髙橋麻美アナ

◆北海道弁・髙橋麻美アナウンサー

「おばんでした（こんばんは）、まずは北海道弁でしょや（お伝えします）。
北海道でも梅雨、蝦夷梅雨が始まったんだって。
私みたいなクセ毛の人は髪がわや（ぐちゃぐちゃ）になりやすいから気を付けるべさー。」

※補足：北海道には梅雨がないのですが、オホーツク海高気圧が張り出してくることによって、流氷が融解したばかりのオホーツク海から冷たく湿った空気が北海道に流れ込んできます。そのため、オホーツク海側と太平洋側をを中心に曇りや霧雨、小雨の日が多くなります。その期間がいわゆる“蝦夷梅雨”と呼ばれるそうです。

→北海道に梅雨ってないんですね。そして、分かります...…雨の日って、なんで髪の毛うねるんですかね...(´;ω;｀)by有働

◆鹿児島弁・村上留奈アナウンサー

「こんあと 雨じゃっどん
　灰も降ったら 灰雨になっど！」

訳：この後雨だから、灰も降ったら灰雨になるよ！

※補足：鹿児島では、桜島の灰が雨と混じって“灰雨”が降ることがあります！

→流石、鹿児島！灰雨っていう言葉も「鹿児島」ならではですね。by有働

◆南部弁（青森）・田邉有沙アナウンサー

「雨はわんつかしか降んねんだども、やませ吹いでさみくなっから上さ着るの持ってげな。」

訳：雨は少ししか降らないけど、やませが吹いて寒くなるから上に着るもの持っていってね。

→相変わらず……訳がないと？？が頭に広がる、南部弁。やませ＝偏東風（山背）とは、北日本の（主に東北地方）太平洋側で春から夏（6月〜8月）に吹く冷たく湿った東よりの風のこと、なんだそうです！！学校ではるか昔に習ったような……by有働

◆名古屋弁・山口由里アナウンサー

「続いては 名古屋弁でお伝えします。
今日の東海地方は午後から天気が崩れるもんで、
洗濯物(もん)は早めに取り込まんとわや（ぐちゃぐちゃ）になってまうよ！」

→確かに！！洗濯物を雨で濡らしてしまった時の悲しみは……計り知れません。by有働

◆福井弁・土井梨津子アナウンサー

「んなら　福井弁で言うでな！
つるつるいっぱいのバケツひっくりかえしたんたな雨降るんやって　運転気ぃつけなあかんざ。」

訳：では福井弁で伝えます！
溢れるほどの水が入ったバケツをひっくり返すしたような雨が降るそうです。運転気をつけなないとダメですよ。

→つるつるって、そんな使い方するんですね！（笑）運転、気を付けます！by有働

◆茨城弁・有働文子

「続いでは、茨城弁で言ってみっかんね（お伝えします）。
雨さ上がって、田んぼの蛙めが一斉に鳴き出したっぺよ。　　　　　　　　ほら、聞こえっぺ。」

→茨城弁では、うしめ、蚊んめなど、○○めを付ける習慣？があります。by有働

皆さん、いかがでしたしょうか？？　気になった方言は、ありますか？

女子アナ47の方言リレーは、毎月配信中！こんな言葉を方言で言って欲しいなど、リクエストがあったら是非教えてください！！