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顔の良い女に勝ちたいと思う

今日は「あぁ、なるほどね…」と心の中でつぶやいていた。

哲学女子や活動家女子として取り上げられている人を見て「またきれいな人ねぇ…どうせあまり頭回りきってないんだろうな」と失礼なことを思っていた。
ブスな哲学女子は表舞台に立ち慣れていないから上がってこないし、そう耳を傾けられることもなく生きてきているから話し上手でもなくて、
その点、知性を売りにしてる美人は表舞台に立たせられやすいから場慣れしているし、耳も傾けてもらいやすいから自分の意見を作りやすく、囲んでくれる人もできやすいので話も進んで
結局知性の世界では女でパーンと早々人気を博すのは美人。
でも話を聞いてると、人生で哲学的衝動に駆られるような強い体験なんかなくて、なんか浅くて、王道のアカデミックな世界では通用しない。結局メディアみたいな半端なところに広告塔として出て行って、そこから運よくアカデミックな場に戻ってきたりする。
私は自分と対極にある美人をどうしても疎ましく思ってしまう。
はーん、なるほどね、美人はいいわよねと思っちゃう。
私だってブスで人生嫌な思いいっぱいしたけど、若い女ってだけで多少いい思いもしたことがあるだろうに、どこまでいっても他人の養分豊富できれいに耕された畑はうらやましく見えちゃう。

でもそうなんだけど、私には欲が必要だと今日この頃思う。
「はぁ、悔しいな、私の方が頭が回るはずなのに……見返すわ!」とでも思っていないと、私はいつまでもだらだら部屋で子供と会話してなんかちょっと変なことを言うおばさんおばあさんとして一生を終えるだけかもしれない。
そんなの絶対いや。せっかくめっちゃブスで性格もひねり揚がって香ばしいのだから、それを武器にとんがりまくって目立って生きたい。

私、今日一日平和に過ごしてだらだらお部屋のお掃除して、それで満足してた。
でもこれだけで平和に人生終了なんて絶対違う。
神様が私をこれほどブスで色々終わってる状態に生まれさせたことにはなんらかのビッグバン起爆剤としての意味があるのではと信じていて、それを起爆させないことには人生意味がない。

だから、今日も「美人はいいわねぇ、私はブスだけど努力して美人より評価される人間になろう」とどこから湧いているのか分からない醜い心を燃やして頑張ることにする。
はぁ、美人はいいわねぇ!!!!

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