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親子手帳?母子手帳?

品川区が父親のますますの育児参加を期待して「母子手帳」を「親子手帳」に変更したらしい。
さらに中身には父親が気持ちを書くページも1ページ入っているらしい。

このことがTwitterで話題に上がっていて、コメントを見たら批判がたくさん。

私は正直に、素直にとてもいいと思ったんだけどどうだろう。
うちは私も夫も働いたり勉強したり曜日関係なく忙しくしているので、
夫が子供の検診やワクチン接種に行くことが普通にある。

母子手帳はそういう検診やワクチン接種の時はもちろん、
風邪を引いたときなどの通常の通院時にも持っていく。

そういうわけで夫にとって母子手帳は母親の私と同じくらい持ち歩いてくれてるんだけど、
妊娠中、母親が自分の状況について書かないといけないことが多かったので、その流れで産後の今も子供の成長具合について書く欄は私が書き続けている。
でもバトンタッチする機会がなんとなく見つからなかっただけで夫が書いても全然いいし、
むしろ、夫も私も母子手帳を見て、
「あぁ、最近これができるようになったのはこの月齢に入ったからなのか」と成長の具合が分かったり、
「ワクチンは後これとこれがまだあるのねぇ」
と確認したりしていて、
母子手帳の存在は私たち夫婦には同じ価値のものだ。

でも記入する欄となると、なぜか私ばかり書いている。
例えば、検診のある月齢の部分には自由に子供の様子や母親の気持ちを書き込む欄が3行ほどあり、「子供が○○するようになって嬉しい」と書いたり、あるいは、初めて立った日や初めて意味のある語を発した日などを書き込む欄があり、初めて記念日があるとそこに日付を書き込んだりする。
でも夫も成長を感じて嬉しいのは一緒で、何か初めてできた日付を書き込んで喜びたいのも一緒だ。
母子手帳を見返すとあたかも母親の私ばかりが子供のことを気にかけているようにみえるが、実際は夫も同じくらい気にかけている。
なので夫も一緒に書き残せたらいいのにと思う。

「健康手帳でカルテなんだけど!?」という声をちらほら見かけた。
カルテならなおさら、母親一人が子供の成長について書き込むよりも二人で書き込んで、二人で定期的に確認して、一緒に子の健康状況を把握できていたらより良いのではと思うんだけどどうだろう。
書き込みでもしない限り、子の些細な健康状況や成長について目を凝らす機会ってなかなかないように思う。
母親の体の状況についても、母子手帳を父親がもっと見返すことができたら、父親側は母体により気を配れるようになるんじゃないだろうか。

と、一方的に自分の意見ばかり書いたんだけど、
依然、反対派の人がどう感じているのか気になるところだ。

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