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ヴィジュアル系インサイドセールスが行く、イベントレポート【7/24SaaSway】


7月24日に虎ノ門ヒルズで開催された、SaaSwayカンファレンスに参加してきました!今回は、当日の様子をお伝えできればと思います!



まず来場者の多さに驚きました。総勢1300名程の方が参加されたそうです。



「Saas」に対する注目度の高さを感じます。現地は活気に満ち溢れておりました。


華やかなブーススペース


採用メッセージボード


食事も盛りだくさん!


超満員のセッション!


ビジネスイベントではありますが、フェスのような熱気を感じさせ、何より来場者の方達の「絶対に学びを得るんだ」という積極的な空気が流れておりました。



それでは私が参加した3セッションについて、レポートさせていただきます!



①基調講演~日本のSaaSシフトを加速する~

【登壇者】

・株式会社FORCAS 代表取締役 佐久間 衡 氏

・BOX,Inc. CEO アーロン・レヴィ 氏

【内容】
・日本は人口が減っているのに、生産性を上げるSaasの普及が世界的に遅れていてマズい状況。


・BOXは企業初期にBtoCからBtoBにシフトチェンジした。
理由は、 C向けの製品は早い、便利、使いやすいのにB向けはつまらないものばかりだったので、Bの市場にCの概念を持ち込めば勝てるとにらんだ。


・Saasプロダクトは多機能で便利にするのではなく、いかにボタンを少なく、シンプルにするかが成功のポイント。お客様がカスタマイズを望んだら、カスタマイズする事によりむしろ使いづらくなる事を伝えるべき。バージョンアップにも対応できなくなる。


・日本はお客様が神様的な風潮があるが、絶対にカスタマイズするな!!(会場、笑)


・Salesforce、Slack、BOXのような、広い領域で使えるプロダクトに日本はおそらく勝てない。日本が勝てるのは、特定の業界にピンポイントで刺さるようなプロダクト。そこにチャンスは多くある。


・Saasに関わっているなら必読書
「イノベーションのジレンマ」

「ブルーオーシャン戦略」

「キャズム」



②SaaSをグロースさせるLTV思考~日本と米国の違い~


どんな説明や記事を読む事よりも、登壇していた朝倉氏の著書「ファイナンス思考」を読む事をオススメします!!


日本に巣食うPL脳について、何故陥るのか?企業のグロースにどのような弊害をもたらすのか?どのように解決すべきか?詳細に語られた書籍になります。

※PL脳=売上高や利益といった損益計算書上の指標を、目先で最大化する事を目的視する思考態度



私は弊社CMOの飯高氏に勧めていただき読んだのですが、経営層ではない私も無関係ではないと思える深い内容でした。一部署の担当者でも、視野が広がりますので非常にオススメです!




③今なぜエンプロイーエクスペリエンスを考えるのか~SaaS時代の組織作り~

【登壇者】

・日本マイクロソフト株式会社 Microsoft365 ビジネス本部 コーポレートクラウド&コンシューマービジネス推進部 部長 冨士野 光則 氏

・株式会社カオナビ 取締役副社長 COO 佐藤 寛之 氏

・パーソルプロセス&テクノロジー株式会社 HITO-Linkサービス開発部 マネージャー 浅沼 祥 氏

【モデレーター】 

・Resily株式会社 代表取締役 堀江 真弘 氏

【内容】
・元々オフィス、Windowsとオンプレミス型に依存していたので、SaaSへのシフトにあたり社内抗争が多く起こった。
しかし、SaaSを積極活用するメンバーが業務効率化に成功するようになり、文化が変わっていった。(マイクロソフト 冨士野氏)


・社員満足=お客様の満足。エンプロイーエクスペリエンスを高める事が、顧客満足にも繋がる。(カオナビ  佐藤氏)


・業務効率化のSaaSビジネスを提供している企業が残業するな!(会場 笑)
(カオナビ  佐藤氏)


・SaaSのプロダクトは7割の完成度でリリースされている。残りの3割はお客様と現場で作り上げるものだが、そのスピード感が遅いと、お客様も現場もモチベーションが下がる。だからこそ経営陣は現場をサポートすべきだが、答えを持っているのは現場担当者である事を忘れてはいけない。
(カオナビ  佐藤氏)


・ISとCSのマネージャーを一時的にスイッチし、お互いの業務を経験させた。それぞれが体感するのは非常に大事。(カオナビ  佐藤氏)


・SaaSにおいてCSが超重要部署。CSメンバーがプロダクトを愛しているかが顧客へも伝わる。
愛する為には、部門間の垣根を払い、透明性のある組織でないといけない。
(パーソル 浅沼氏)


・元々SI事業をやっていたので、何かあると個別にカスタマイズをしがちな風土があった。
しかし、未来のお客様を見据えるとそれではダメで、標準機能でいかにやれるか、コミットし続け、社内にも発信し続ける事によりCSの見られ方が良い方向へ変わっていった。(パーソル 浅沼氏)



~まとめ~

各セッションから共通して感じたのは、そもそもSaaSとはなんなのか?その概念から理解をしていないと、何故CSが大事なのか?何故カスタマイズせずに標準機能に拘るべきなのか?腹落ちする事ができず、結果現場に浸透しないという事。


参考までに、私がSaaSについて何も知らなかった時に読んだ「図解で分かるSaasのすべて」という書籍があるのですが、分かりやすい図と共に、SaaSやPaaS、IaaSの概念が学べる内容となっておりますので、オススメです!


最後まで読んでいただき有難うございました!

#ヴィジュアル系 #ビジュアル系 #インサイドセールス #ホットリンク #saasway

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