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住まいは立地が❾割

こんにちは!hotto(ほっと)です。

近頃よく見かけるタイトルですよね。
人は話し方が9割、人は聞き方が9割、株はメンタルが9割など・・

しかし、家に関してこの言葉はあまり聞かれません。
むしろ、図書館で住まいに関する書棚を眺めてみたのですが、

反対に9割は間取りやデザインの本が並んでおり、
立地や土地選びの本は数冊あるかないか、といった状況でした。

住宅ローンの本は住まいとは別に、”金融”関連のコーナーに位置しており、
不動産のコーナーにあるのは、マンション投資を中心に実家の処分や収入源にするためのアイディア本、
少し離れて相続関連の本が並ぶという具合です。
どこも似たようなものではないでしょうか。

しかし、私は声を大にして言いたいです。そう!

「住まいは立地が❾割」です!!


なぜか。
それは、不動産は基本的に動かせないからであり、
立地で価値がほぼ決まるから
です。
どの区・市町村にするのかや、駅からの距離に目が行きがちですが、
特に大事な点は、
”隣接する境界に何があるか” という点や、
”実際にそこに住んで心地よく感じるか” だと思います。

ネットで検索項目に上がる全ての点で条件を満たしていても、

・隣接する道路が通りが多くて騒音や振動があるかも知れません(私)。
・トラックやバス等の重低音は基本的には家が宙に浮かない限り、
 遮断することが出来ないとのことです(防音窓メーカー談)。
・田畑でのどかな雰囲気であっても、太陽光が設置されるかも知れません(ネットの体験談)。
・変な方が隣に引っ越してくるかも知れません(友人の実話)。
・道路や線路が変わり、急に街の形が変わり、マンションが立ち並んで
 日当たりが悪くなるかも知れません(近親者の実話です)。

・また、隣は良くても、電車の音が気になる場所かも知れません(知人の実話)。
・地図上は良くても、近くの工場からの悪臭や飛沫があるかも知れません(私)。
・飛行機等のルートに近く、上空からの轟音があるかも知れません(知人の実話)。

そうなると、もう限界!となって、いざ売りに出そうと思っても、
デメリットは告知する義務がありますし、値は下がるでしょう。
調整区域であれば買い手が付きにくいため、値は大きく下がります。

もちろん、その土地に合わせて、間取りやデザインを工夫することで、
住みやすさは大きく、変わるかも知れません。
自分に合ったより良いメーカー、設計士、工務店を選ぶことも、
大変重要なポイントかと思います。

けれども、家の方は後からのリフォームで対応できることもあります。が、

場所は何ともならないのです。


では一体、どうやって理想の土地を見つければよいのか。
どのようなプロセスであれば、確実なのか。
これについては、私も勉強中ですが、以下の案が考えられます。

・近隣に住んでいる方の意見を聞く
・信頼できる人(正直な感想を言ってくれる人)に見てもらい、意見を聞く
・様々な条件の時に何度も現地に行き、五感で感じる
  時間帯:平日の夜、明け方から早朝など、特に家族が全員家にいる時間も忘れずに。夜勤が多い方なら昼間も。
  時期:冬の風の強い時や雨天時など、条件の悪い時は気づく点もあるため、より良いと思います

他には、建設会社や不動産会社などのプロの意見も参考にしつつも、
自分にふりかかる責任ですから、最後は自分で慎重に判断する。
本当に、土地選びは時間をゆっくりかけた方が良いと思います。

ここしかない!他の誰かに取られてしまう! そうかも知れません。
けれど、誰かに取られたら縁が無かったと諦める覚悟を最初に持ち、
必ず良い場所が見つかると信じ、メンタルを強く持って臨めば、
きっと良い結果が得られると思います。

皆さんの住まい選びで、後悔が少しでも減りますように。
ではまた!

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