見出し画像

「役割葛藤」
働きながら小さな子ども育児をする人(チチ、ハハ)は
必ず悩み通る道。

2013年の私のfacebook記事より。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今日の目覚ましは「ゲロゲロゲロー」。
目覚ましアラーム30分前の出来事。

3歳息子が久々に、嘔吐下痢のようです。
4度の嘔吐を間隔置いて繰り返し、
さっきようやく落ち着いて寝てくれました。

いつもは暴れん坊で「コノヤロ~」と手を焼く息子ですが
ぐったりしている息子を見ると切なくなります。

そして「役割葛藤」という言葉を思い出します。
子どもの体調、具合が気になる気持ちと合わせて
「今日の仕事、どうしよか」
という現実的な時間のコト。

親という立場・仕事かかえる立場
どちらを優先するか?どちらの期待に応えるか?
というジレンマのことを「役割葛藤」というそうです。

家庭でも仕事でも手助けがあること、選択できることが理想。

今日の仕事は他の人にお願いしてもOKのときは、仕事をお願いする。
代えのきかない仕事のときは、子どものサポートをお願いする。
たくさんの責任を持つようになる30代以降の男女は
こうやって成長していくのだと思う。

どちらかを「犠牲」?
この「犠牲」という言葉は大嫌い。

子どもを急遽朝に病院に連れて行くことになり
仕事を遅刻したことを、上司に非難された男性がいた。
(どっちが大事なんだと)
これが親の介護だと言われないのかな?

以前、子どもがお熱で、
病児保育にお願いして仕事に出ることをつぶやいたら
「子どもの気持ちになって」と言われたことがある。

「子どもがかわいそう」とか
「仕事を軽視してる」とか
そんな外部の声が減る社会を願う。

それをサポートするインフラや仲間や選択肢が増えることを
受け入れる社会を願う。
ザ・つぶやき。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

我が家の子どもは現在高校1年生と小学校5年生になり
いま抱える葛藤を子どもに共有したら、
一緒に解決、協力してくれる
心強い存在になることを
子どもが乳幼児期のこのときには想像できなかったなぁ。うん。

その当時の心境に寄り添い、
いまだ続く、役割葛藤を持つ親に寄り添いたい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?