[ロボットプログラミング]レゴ マインドストーム EV3で遊んでみた(準備~組立編)
ノンプロ研というコミュニティで主にプログラミング等の勉強をしています。普段はPythonを使って業務自動化、データ加工とか、スクレイピングをやったりしています。
今回は、レゴ マインドストーム EV3というロボットで遊んでみたので、記事にしてみました。今回はロボットを組み立てて、ちょっと動かすところまで書きます。
そもそもの始まりは
ある日、ノンプロ研のSlackにこんな書き込みが。
速攻手を上げて、ノンプロ研メンバーのHiroCom777さんからレゴ マインドストーム EV3を譲っていただきました。
HiroComさん、本当にありがとうございました!
速攻で手を上げたのには理由があります。去年から今年にかけて、私の子供(現在小6)が今までやってた習い事を相次いで卒業しており、その後はフリー状態でした。(小学校ラストスパートかのように毎日遊んでます)
一方で、Scratchのプログラミングを数年前からいろいろな教材で学んでいて、基本的なところはできるようになっていたので、子供向けのプログラミング教室にでも通わせてみようと思い、近場の教室を探していました。
しかし、残念ながら家の近くにいい感じの教室がなく、遠くに送り迎えまでしてまで通わせるのも嫌だったので、じゃあプログラミング教室で使っているロボット教材を買ってしまってもいいかなと思っていました。
ただ、子供向けのプログラミング教室でよく使うようなロボット教材は、教室や学校などの教育機関向けなので、最低でも数万円からというなかなかのお値段です。でもよく考えると教室に通わせると1ヶ月で1万円以上かかるわけですよ奥さん。ってことは、1年間通わせるお金で教材が買えるんじゃ?ということに気づき、どんなのがあるかをぼちぼち調べていたところでした。
というタイミングでのHiroComさんの書き込みだったので、もう渡りに船とはまさにこのことです。早速頂くことになりました。いやマジ神。
レゴ マインドストーム EV3とは
公式サイトはこちら。
子供向けプログラミングでよく使われている教材らしいですが、今は廃盤になっています。ただ昨今の子供向けプログラミング需要もあり、もちろん後継のロボット教材はあるようです。
教育機関でよく使われるマインドストームは教育版(型番:45544)というモデルですが、今回頂いたのは玩具版(型番:31313)というモデルです。
最初は玩具版だとプログラミングできないのかなと思いましたが、調べてみるとセンサーの種類などが教育版より若干少ないものの「インテリジェントブロック本体」という名前のコアな制御ユニットは同じなので、基本的なプログラミングでの動作は同じようにできるようです。教育版との違いはこちらに記載されています。
ソフトウェアの準備
玩具版のマインドストームはリモコンで操作できますが、Scratchのようなプログラミングでの操作も可能です。
(というか、プログラミングやらないとただの高価なラジコンです。。)
ということで、LEGO® MINDSTORMS® Homeというソフトウェアをダウンロードしてみました。ダウンロードはこちらから。
ダウンロードページによると、このセットでは5種類のロボットが作れ、それぞれプログラミングでいくつかのミッションをクリアするようにコードを書いていくようです。ワクワクですね~
ソフトをインストールして起動すると、こんな感じです。
最初に作るロボットはTRACK3Rという名前のようです。開始ボタンを押してみます。
TRACK3Rを使ったミッションが合計5種類用意されています。画面上ではすべて表示できていませんが、下にスクロールすると出てきます。
最初のミッション「TRACK3R 01」の開始ボタンを押してみます。
Scratch風の画面も気になりますが、まずはロボットがないと何も始まりません。「組み立て」ボタンを押すと、TRACK3Rの組み立て説明書が表示されます。まずはこれを見ながら組み立てていくようです。
開封~組み立て
ここまで、まだロボットの方は何もしていませんでした。ソフトウェアの準備ができたので、いよいよ開封していきます。
箱はこんな感じ。結構でかいです。大きさが分かりにくいので、私の愛刀「YONEX NANORAY900」と並べてみました。
普段、プログラミングばっかりで物理モノの記事を書かないのと、テンション上がってて開封直後の写真を取り忘れました(汗)が、気にせず組み立て始めます。
ソフトウェア上で見れる組み立て説明書に従って組み立てていきます。部品はLEGOっぽいですが、いわゆる普通のLEGOのブロックとは組み合わせられないように見えます。
(昔はLEGOブロックがあったけど処分してしまったので未確認)
ちなみに右下にちらっと写ってるのは紙の組み立て説明書です。このセットは5種類のロボットが作れますが、最初のTRACK3Rだけの組み立て説明書だけが同封されていました。でも他の種類のロボットの組み立て説明書はソフトウェア上か、先程のダウンロードページからpdfをダウンロードして見れるので問題ありません。
徐々に出来てきました。写真見て気づいたのですが、下に見える尖っている部品の長さが左右で違いますね。組み立て説明書だけだと、どうしても全体像が掴みづらいのと、部品の向きが分かりづらいので、組み立てながら左右対称になっているか確認していく必要があります。
試行錯誤しながら組み立てていくのも楽しいです。小さい部品を取り外すときに少し指に力が必要ですが、手汗で滑るみたいで苦労してました。布越しでつかむと滑りにくいなど、いろいろ工夫していました。
私は子供が組み立てているのを横で見ていたのですが、この説明書は写真のPC画面にあるようなシンプルな絵と記号だけでたくさんの似たような部品から必要なものを見分け、組み立てができるようになっていて、すごいよく考えられています。
なんでもマインドストームは、MIT(マサチューセッツ工科大学)とレゴ社が教育用として共同開発したとのことです。なるほど~
ちなみに対象年齢は10歳以上です。10歳未満でも十分遊べるとは思いますが、自分の力で考えて進められるのはやはり10歳前後からかなぁと思いました。
完成!
飲み食いもせず、トイレにも行かず、文字通り一心不乱に組み立てることおよそ2時間。ようやくTRACK3Rが完成しました!
かなり集中して作っていたようで「えっ!もう2時間も経ってたの?」とは完成後の本人の弁。
とりあえず動かしてみる
このロボットには赤外線センサーがついていて、付属のリモコンだけで動かせます。
まあただのラジコンですが、これだけでも楽しいですね。このロボットはキャタピラーなので、カーペットでもフローリングでもへっちゃらです。
ということで、今回はここまで。
次回はいよいよPCとつないでプログラミングで動かしていきます。
ワクワクですね~
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。