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『氷の城壁』第6巻購入・紹介・感想(その1)※ほぼ余談

今回のトップ画像は、東京九州フェリーの横須賀フェリーターミナルにて撮影した画像です。表紙にミナトが出てきましたので、2年前の東京九州フェリー開業後まだ行ったことがない横須賀FTに撮影にいってきました。
この場所は車両(二輪車含む)がフェリー船内に出入りするためのボーディングブリッジです。船内でクルマ・トラック・二輪車がとめられるのは、大きなフェリーの場合は下の2~3層となります。つまり、船内に入っても中で坂があり、車種・混雑状況によっては中で昇降する坂によって、上の層もしくは下の層に入ることになります。
新門司から来るフェリーは夜遅くに着く関係で、フェリーターミナルのクルマ・トラック待機スペースは閑散とした状態となり、昼間だとこんな感じになります。加えて日曜日発の便はないため、めちゃめちゃ早めについてしまったクルマ・トラックすらなく、こんな感じの写真になります。

手前のバイクは私のバイクです。

また、『氷の城壁』の各巻の感想等は、下記マガジンにまとめていますので、ごらんいただければと思います。

第6巻はこゆん、美姫、ヨータ、ミナト、そしてつっこちんなどが2年生で一緒のクラスになったあと、体育祭が始まるまでのお話で、50話から57話までになります。
ミナトがこゆんへの特別な感情を表に出して行動するシーンが増え、こゆんもミナトに対して特別な感情を持ち始めてきたことが描かれ始めています。その一方で美姫の弟ユーキ、中学時代からユーキの同級生であった長身の秋音(加えて中学時代にこゆん、美姫と対立関係にあった真夏の妹でもあります)、そして後半部分の最大の攪乱要員だけにとどまらない存在である美少女の桃香という3人の1年生(この3人は同じクラス)が話に加わってきます。
またこの第6巻の最終話(57話)では、ヨータと美姫と二人で日帰りツーリングに出かける話で締めくくられています。それぞれ帰宅したあとのシーンで、美姫との対比でヨータのせつなさが浮き彫りにされているところが、なんとも「得も言われぬ」です。

なおその話中で、自動二輪の免許をもっていないとたぶんわからない、結構細かいところがあります。
美姫がこゆんをツーリングに誘うシーンで「ヨータの後ろ乗ればいいじゃん。 私はまだ後ろに人のせられないけど」というところがあります。時期的に4・5月の話なのですが、4月4日生まれのヨータは誕生日が来てすぐ普通自動二輪免許をとったとすれば、この時点で1年経過していて後ろに人を乗せることが可能になっているのですが、6月6日生まれの美姫は仮に誕生日ころに試験に合格していていたとしても法規上、まだ1年経過していないので二人乗りできないことになっています。
もっとも、学校さぼってまで試験場に免許交付申請にはいかないと思うので、美姫の免許取得は夏休みころかとはおもわれますが、二人乗りの件について知っている者としては、ここまでリアルな表現ができているんだぁ、とものすごく感心してしまいました。
もしかして先生はライダーだったりしますかしら?

それはそうと、きょうびの高校生の二輪免許取得状況ってどんな感じなのでしょうかしら?若者全体として、最近はクルマの免許すらとる比率が下がっていると各種記事ではいわれていますけど・・・

わたしは「三ナイ運動」世代で、近隣の高校は免許取得禁止にもかかわらず、わたしの通っていたところは特に禁止とは言われていませんでした。ただ家が高校のすぐ裏だったこともあり、家に親の原付がありながらも原付免許をとったのは17歳になってからでした。ちなみに二輪免許については、試験場一発で小型自動二輪免許をとったのが浪人時(予備校いっていなかったのでカネはないが時間の融通は利く)の19歳、中型への限定解除(これも試験場一発)は21歳でした。ある程度お金がたまって中型のバイクが買え、21歳未満不担保の区分により任意保険料がだいぶ安くなり、自分で払えるようになったというのがその理由です。ちなみに小型自動二輪免許のときは親のファミリーバイク特約で任意保険をまかなっていました。
なお大型自動二輪免許は、教習所で免許がとれるようになってからすぐ取りに行き、今に至るってな具合です。

余談ばかりになってしまい、1500字を超えてしまったので、全体の感想等は稿を改めることとします。

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