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2024年J1リーグ第18節 vsFC東京@味の素スタジアム

お久し振りです。ホーム町田戦以来のレポになります。
かなり間が空きすぎてしまったので第11節アウェイ横浜FM戦から天皇杯テゲバジャーロ宮崎戦までを振り返りつつ今節のアウェイFC東京戦のレポに入りたいと思います。

ホームで首位町田を撃破した勢いそのままに、乗り込んだ日産スタジアムでは今年度のACL東アジア代表となった横浜FM相手に勝点1を捥ぎ取ることに成功した。ここから更に勢いに乗れるかと思いきや東京V、鳥栖、札幌と残留争いのライバル相手に痛過ぎる3連敗。
大失速を挽回するべく臨んだ浦和戦はホームでドロー、磐田デーとなった湘南戦は小学生達の前で劇的逆転勝利を収めた。ここから挽回の兆しが見えたかに思えたが、続く広島戦は自分たちのミスから後手に回る展開にしてしまい、前半の奮闘虚しく完敗した。
町田戦以降、7試合で1勝4敗2分とかなり苦しい状況だ。
絶対に勝たねばならないFC東京戦を控えていた中でJ3宮崎相手にジャイアントキリングを食らい、あっさり天皇杯敗退。芳しくない雰囲気の中でFC東京戦に臨むこととなってしまった。

そして迎えたアウェイでのFC東京戦。
この試合を含めて残り2節でリーグの折り返しとなる。
ホームで町田を撃破した第10節時点では12位に着けていたが、第17節(アウェイ広島戦)終了時点で16位まで順位を落としていた。
リーグ折り返しを前にして既に残留争いに片足を突っ込んでしまっている。
誰の目から見ても勝利は必須だった。

前半21分にリカルド・グラッサのゴールで先制したものの、後半39分に追いつかれるという試合展開だった。追いつかれてから間もなくして、磐田は勝ち越しを諦め、引き分け狙いに移行した。
この采配には現地やSNSなどで賛否が分かれた。
「敵地で格上相手に逆転負けという最悪の結果を避け、最低限の勝点を得るために致し方なかった。」「絶対に勝たなければいけない試合で自ら勝点2を捨てた。」など様々な意見が目や耳に入った。

筆者はどちらかというと今回の采配には否定的だ。前述した通り、勝利は必須だったし勝ち越すための残り時間も勝機も充分にあったと思っている。勝ち点3を狙いに行った結果、あと一歩及ばずドローで終わってしまったなら仕方ないと納得できたかもしれない。ドローで妥協できる順位に位置してない事を踏まえるとやはり最後まで勝ちを狙いに行くべきだったと思っている。

ただ試合が終わった今となってはそんな事はどうでもいい。
過ぎたことをいつまで引き摺っていても勝点1と言う結果は変わらない。
重要なのは、ここで得た勝点1を無駄にしないことである。
勝てる試合はしっかり勝つ。負け試合をドローに持ち込む。
それが出来ていない結果が今の順位だ。
まだシーズンの半分と思うかもしれないが、"もう"シーズンの半分である。
「まだ大丈夫」「次がある」と言って3度降格した過去を忘れてはいけない。
クラブが本気で残留を目指しているのなら、2026年リーグ優勝を目指しているのなら、我々サポーターも選手と同じくストイックに勝ちに拘るべきだと思う。

第18節終了時点で磐田は勝点19で16位に位置している。
次節のC大阪戦に勝利すれば他会場の結果次第だが一気に13位まで順位を上げられる可能性がある。
リーグ前半の最終試合に廻って来たこのチャンスをものにするか、見す見す逃すかは自分達次第だ。
負け試合の後に「次勝とう!次勝とう!」と選手に声を掛けるのは正直飽きた。試合に勝って選手を拍手で迎えたかったら勝ち以外は無い。
リーグ後半戦、幸先の良いスタートを切るために絶対に勝とう!

tkm

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