#39 のるか、そるか
7年前にクラウドソーシングに登録し、以来ずーっとひたすらコツコツとクライアントワークを積み重ねてきた身にとって、「不労(あるいは小労)所得」による収入ゲットとは、天に選ばれし別世界の人が行う技であるとずっと信じてきました。
だって、現にこちらのnoteはアフィリエイトはあまりできない(たしかアマゾンはいいのかな?)らしいし、
「ワードプレスでブログを立ち上げましょう」
「ちょっと、まだ立ち上げてないの?」
「その気になれば10分でできるんだけど」
「やれといったら、やれっていってんだよ」
「なんでやらないんだ、おい、そこのワレ」
(※ここまでキツイことは言われていません)
とまあ、購読している公式LINEやメルマガ、あるいは所属している #フリ校 などでもさんざん言われまくっているのに、まだ重い腰が上がっていないからです。
しかし、そんな私がある日たまたま目にしたツイート。これに心がぐいとひきつけられました。
「実績ゼロのあなたでも〇円の不労所得」
「月〇円を稼ぐ優良noteの作り方×売り方」
「講師:note売り上げ〇〇万以上 クロネコ屋」
正直いいまして、このときまで「クロネコ屋」さんというお方はまったくもって存じ上げておらず、さらにもって、このバナーの微妙な色づかいといい、猫?みたいな半宇宙人的キャラクターといい、
「ちょっとうさんくさくない?」
という香りをプンプン感じ取っていたのです。
しかし、わざわざワードプレスを立ち上げてなくてもよいこと、そしてなにより「不労所得」という4文字に心が持っていかれました。
現在、齢四十数歳の主婦であるわが身。そして人生の諸先輩たちからもれ聞こえてくるのは、加齢に伴う心身の不調の話。
私は今のままで、10年後も20年後も、働き続けられるのか?
30歳過ぎてから生んだわが子を大学まで行かせられるのか?
・クライアントから送られてきたデータは倍率を100%→120%にしている
・以前ほど集中力が維持できない
・昨日は肩、今日は腰と、不調のオンパレード
こうなったら、もう、だまされたと思ってイチかバチかやってみるしかない。たとえわずかでも、時給労働以外の所得があれば、心身の調子が悪いときに無理して働く必要はなくなる。魂の安寧度もかなり違ってくるだろう。
そしてついに、清水の舞台から飛び降りるつもりで6,800円のブレインをゲット。爆速で中身を確認してから、疑問点をTwitterでつぶやいたのです。
するとこれに、魔王と化したクロネコ屋さん御本人が丁寧に疑問に答えてくださったのです。
さらにさらに、なんということでしょう。
収益が、発生しておるではないか!
これって、実質タダを通り越して、もうかってしまっているよね?
私は過去にnoteに50数記事、4万文字以上を書いてきたけど、総収益は【100円】だったんですよ。
なのに、質問をTwitterでつぶやいただけで、元を取れた上にもうけまで出ちゃったんですよ。
こ、これが、不労(小労)収益というものなのか……。
今月は昼食は残り物と水で済ませて、この教材で死ぬ気で取り返そうと思っていましたが、すでにこの魔法にかかってしまったようです。
いや、これはまだ、壮大なサクセスストーリーの序章にしか過ぎないのかもしれません。
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