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漫才みたいな文章を目指して 〜M-1甲子園出場経験者の憧れ〜

漫才の大会出たことありますか?

私は、あります。

だからこそ、漫才みたいな文章を書きたいなといつも思っています。

私の文章のお決まりパターン

たまに自分の文章を読み返すのですが、改めて気づいたことがあります。

私の文章って、

オチにタイトルを書く

スタイルが多いなと。何かワンパターン、、、

しかも、「面白そうなこと・よさげなことを最後に言いたいんだろうな」というのが見え透く感じがするのです。

こんな感じで自分の文章の表現に悩んだとき、私はいつも頼りにしているモノがあります。noteでも論文でも同じです。

そう、それは漫才

なぜ漫才が理想的なのか?

漫才が私にとっての理想形なのは間違いありません。

なぜなら、漫才は基本的に、「フリ」があって「ボケ」に繋がるというシステムにあるからです。

特に私は、フリにフッて、中盤から後半にかけてどんどん伏線を回収していくなんてスタイルの漫才が私は好きでたまらないのです。

なんなら、タイトルだってフリに使って、漫才の途中で出すみたいなものもあると、一種の感動すら覚えます。

一つ一つのワードをどの順序で出すか?

漫才は、タイミングを間違うと笑いが起きないという残酷な演芸なんです。

また漫才って「アホ」丸出しみたいに見えて、実はとても緻密で論理的な生き物なんだと思います。

私が何十回と観ているネタ

私には何度も、下手すれば50回は繰り返し見ている漫才のネタがあります。
つまり、何度見ても面白いのです。

もはや、別に映像がなくても、話を耳で聞くだけでも面白いのです。

話を聞くと、状況が頭に浮かぶというか。

映像がないという点では、これは文章でも目指す一つのカタチかと。

そのうち、漫才の祭典「M-1グランプリ」の出場者のネタでいうと、、、

チュートリアル「冷蔵庫」
右も左も開く扉
かまいたち「ポイントカード」
もしの話ばっかすんなや
フットボールアワー「醤油やめる」
無人島で醤油と小皿
スーパーマラドーナ「エレベーター」
実は居たもう一人
和牛「ウエディングプランナー」
これがほんとのipad

もちろんそれぞれが「フリが効いている」のですが、彼らの共通点として、「フッている」というのがわからないという特徴があります。

だからこそ、「フラれた」伏線を回収されたときに、一気に心を持っていかれてしまうのです。

私の文章もテンポよく、またいつの間にか「フリが効いている」文章を目指したいのですが、なかなか難しい。

実は私も、、、

これだけ私が漫才を熱弁する理由としては、自分も中高生の頃、友人と漫才をしていたからです。
実はその友人に誘われて、「M-1甲子園」なるものに出場したこともあります。

ネタ自体は基本的に私が書いていたのですが、いつも悩んでいたのは、

「フリをどんなボケで回収するのか?」

もしくは

「このボケにどんなフリを付けるか?」

です。

もし時間が有り余っている人がいたらやってほしいのが、「漫才の文字起こし」

文字に起こせば、プロの凄さが本当にわかります。

この点で言えば、私の文章は「文字に起こされた媒体」なので、そもそも凄さが伝わっていないとダメなんですが、、、

今後の記事で、もし皆様が「ん?」と引っかかることがあれば、それは私が表現に迷って右往左往した証と思って、笑ってもらえればうれしいです。
最悪、鼻でも構いません。

アカン。今日の記事、何もフラず・ボケずで終わってしもた。

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ご清読ありがとうございました!
この記事で何も「フリ」「ボケ」がなかったのは、計画的犯行ってことで、、、(言い訳)

ちなみにオードリーの春日さんは「ボケたことが一回もない」漫才師だそうです。相方の若林さんいわく、春日さんは

大きな声で普通のことを言う人
変な言い方をする人

であって、フリが全くないそうな、、、

そんなオードリーさんについては、こちらの記事をどうぞ!


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