「歯のかたち」について
こんにちは
歯科で技工士という仕事をしている者です。
みなさん ご自身の「歯の形態」などあまり興味無いかもしれません。
私は仕事柄、毎日「歯の形態」や「歯の並んだ状態」を彫刻する仕事をしています。
自分のお口の中の「歯のかたち」は実際どうなっているの ?
他のひとの「歯のかたち」はどうなっているの ?
また最近「咬み合わせ」どうのこうのとの記事にもあるように、私と他の方と「歯のかたち」はどう違うの ?
等々 業界内でしか知り得ないお話、業界の者でもなかなか知り得ないお話、少しだけでも出来ればと思います。
上の画像は、左下の奥歯2本です。
山と谷がたくさんあるでしょ
実は、現代歯科において科学的には「歯のかたち」はまだまだ解析し尽されておりません。(現在歯科技工士はまだ、"彫刻の職人" ていう感じです)
そこで上の画像を、ある法則に乗っ取って「色分け」してみます。
もうひとつ
なんか良く分からないかもしれませんが、少しは「歯のかたち」が整理されたでしょ
実は私達の「歯のかたち」は、最初は数パターン内の「歯のかたち」でお口の中に萌出し、後天的に位置が変わったり、すり減って「歯のかたち」が変わったりしています
上の色分けした様な方式を利用して、私はこれまで25年以上「歯のかたち」を解析してきました。
何千人観てきますと、いろんな事が分かってきます。
どういったパターンの「歯のかたち」があるのか ?
「歯のかたち」が似たひとはいるの ?
年を重ね、年数が経つと「歯のかたち」はどうなるの ?
とか
実は世界の歯科研究はおろか、他分野の人類学においても、まだまだ研究されてないポイントがいくつか残っているのが「歯のかたち」の課題なのです。
わたしのところの企業秘密なのですが、他「歯のかたちの秘密」や「歯のならび」「歯のすり減り」「咬み合わせの不思議」など , etc. 少しづつ掲載してゆきます。
まずは、手始めの記事とさせていただきます。
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