下顎左側大臼歯形態13

「歯のかたち」について

こんにちは

歯科で技工士という仕事をしている者です。

みなさん ご自身の「歯の形態」などあまり興味無いかもしれません。

私は仕事柄、毎日「歯の形態」「歯の並んだ状態」を彫刻する仕事をしています。

自分のお口の中の「歯のかたち」は実際どうなっているの  ?

他のひとの「歯のかたち」はどうなっているの ?

また最近「咬み合わせ」どうのこうのとの記事にもあるように、私と他の方と「歯のかたち」はどう違うの ?

等々 業界内でしか知り得ないお話、業界の者でもなかなか知り得ないお話、少しだけでも出来ればと思います。


上の画像は、左下の奥歯2本です。


がたくさんあるでしょ


実は、現代歯科において科学的には「歯のかたち」はまだまだ解析し尽されておりません。(現在歯科技工士はまだ、"彫刻の職人" ていう感じです)


そこで上の画像を、ある法則に乗っ取って「色分け」してみます。


下顎左側大臼歯形態13WEB2

もうひとつ

下顎左側大臼歯形態13WEB3

なんか良く分からないかもしれませんが、少しは「歯のかたち」が整理されたでしょ


実は私達の「歯のかたち」は、最初は数パターン内の「歯のかたち」でお口の中に萌出し、後天的に位置が変わったり、すり減って「歯のかたち」が変わったりしています


上の色分けした様な方式を利用して、私はこれまで25年以上「歯のかたち」を解析してきました。


何千人観てきますと、いろんな事が分かってきます。


どういったパターンの「歯のかたち」があるのか ?


「歯のかたち」が似たひとはいるの ?


年を重ね、年数が経つと「歯のかたち」はどうなるの ?


とか


実は世界の歯科研究はおろか、他分野の人類学においても、まだまだ研究されてないポイントがいくつか残っているのが「歯のかたち」の課題なのです。


わたしのところの企業秘密なのですが、他「歯のかたちの秘密」「歯のならび」「歯のすり減り」「咬み合わせの不思議」など , etc.   少しづつ掲載してゆきます。


まずは、手始めの記事とさせていただきます。




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