障害特性と接し方について思うこと

y!知恵袋から転機


・知的障害 知的障害

知的活動が年齢相応の発達から遅れていることで、だいたい知能検査でIQが70未満の状態で認定されます

・発達障害

自閉症やADHD、学習障害などの上位概念で、主として社会性に問題のある状態で認定されます。コミュニケーション能力に問題があるのが自閉系の障害、過度に落ち着きがなかったり不注意だったりするADHD、文字や数字などの認識に問題がある学習障害・・・いずれも全般的な知的能力とは少し異なる

「自閉症とは?スペクトラム?発達障害との違いを解説!」から転機

・発達障害は生まれつき脳の一部に障害を持って生まれてきたために他の人と比べて発達が遅れている人々に診断される障害です。 発達障害の中に、遺伝病として知られるダウン症とか、学習障害(AD)とか、注意欠陥多動性障害(ADHD)とかがあります。 この発達障害の一つに、自閉症スペクトラムがあります。

高機能自閉症とは?アスペルガー症候群とは違うの?から転機

・高機能自閉症 高機能自閉症(HFA:High Functioning Autism)

他者との社会的関係の困難さ、言語発達の遅れ、限定的・反復的な興味やこだわりがあり、知的発達の遅れを伴わない障害です。

・高機能自閉症の二次障害 不安障害、適応障害、身体表現性障害、気分障害、気分変調性障害、その他の疾患

・アスペルガー症候群

知能・言語の発達に障害がありません。一方の高機能自閉症は知的発達における遅れや障害はありませんが、言語発達において遅れがあります。この症状の違いが臨床的な診断の際に用いられてきました。

・ ダウン症

通常23組46本の染色体のうち、21番目の染色体が1本増え、全部で47本になったことが原因で起こります。

ダウン症があると、心臓や消化器官系の疾患、筋肉の緊張が低く柔らかい、知的障がいなどさまざまな合併症が起こる可能性があります。ダウン症の方の顔には特徴があります。

・愛着障害 

愛着障害とは? 愛着障害の症状・治療法・愛着を築く方法をご紹介します!」から転機

一般的に愛着障害とは、養育者との愛着が何らかの理由で形成されず、子どもの情緒や対人関係に問題が生じる状態のことを言います。

・大人のためのADHD(注意欠如・多動性)

・接する時のお願い

 優しい顔の笑顔でゆっくりテンポでトーンは高くなく低すぎずにお願いします。私は緊張すると早口で何を言っているか解らないと言われてゆっくりと話すように気をつけています。 緊張すると悪循環に入り込みますので慌てずに大らかな気持ちで接してほしいと思います。

(高機能)自閉症の世界・感じ方とパニック対応方法

症状や対応策は人によって千差万別ですので1つの例として提示させて頂きます。

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EXcel版

PDF版

※Excel,PDF共版権フリーですのでご自由に使用並びに修正、配布可能です。

【作業開始前】 現場に1時間前に到着して状況確認をして変化があれば対応策を考える。事前に目的地までのルートや時間を綿密に調べて時間に十分余裕を持って到着する。

上記の件は人によっては善意ややる気に捉えるが当人はやむを得ず行っているので負担大。同行者がいればストレスが大幅に緩和される。

【割り込みについて】 途中割り込みが大の苦手で「1つの事に集中出来る職人的仕事が合っている。 実際の現場仕事や事務仕事で全く割り込みがない事はあり得ないので下図によるスタックで処理しますが短時間あるいは複数、想定外の割り込みが入るとバニック(脳の暴走状態)になりやすい

【割り込み対応について】 例として本日の作業内容がAとBがある場合 やることA 1→2→3→4→休憩→やることB 5→6→7→8→9→10 終了16:00の計画をたてます。

やることA 1の時点で「割り込みA」が入ったとしします。 〇割り込みタイミング、時間内に完了するように再構築します やることA 1→2→3→4→休憩→「割り込みA」→やることB 5→6→7→8→9→10 終了17:00

なお「やること」事態の内容は「高機能」であれば健常者と謙遜なく、1点集中出来るだけに成果は出やすいです。判明周囲の話声など気が散る事があるとパフォーマンス(効率)が極端に落ちます。

<更に割り込みBが入って不合理、意味不明だったり勤務時間ないに処理困難な時に脳の暴走(パニック)が始まります。>

心がけている対応方法

・1度休憩する等でその場を離れます。この事で脳の負荷を減らしてアイドリング状態にします。 ・脳内のやる事を紙やスマホのメモに書き出します。一覧で重要度を決めるか判断が難しければ一覧表を上司に見せてます。 今日行う内容と出来ない内容をいつ行いかあるいは不要かと判断してもらいます。

☆人はそれどれ個性があります、個性を生かせばお互いが生きやすい社会になると思います。介護職/ライフスタイルとして障害を持った方と関わり懇親した一人として障害を持った言葉を持たない彼らの暖かな人柄を伝えられればと思っています。

私なりのポイント

今まで多くに発達障がいを持った方と関わって私なりのポイントが見えてきそうなので、現状上手くいっていると思うサポート方法の紹介をします。

※あくまでも私個人の体験であり相手の方や支援する方の性格によっても大きく変わりますので、こんな風に考える人のいるんだ程度で読んで下さい。

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考え方として手帳を持っていない健常者と言われる言動パターンは緑の線のそうに変化のパターンが長く、高さ(耐力)も比較して多きくなっています。

対してサポートをしている発達障害の方はオレンジの線のように「ちょっとした変化で言動に変化が出やすい=横軸)」、「物音や話し声の受け入れ耐力が小さい(縦軸)」かと思います。

このリズムの違いがなかなか理解されにくい点かと思います、

気をつけているのはハイテンションになっているのを原則止めないです。 これは脳内でオーバーフローしないように走り回ったり、飛び跳ねたりしていると感じています。

周囲に大きな迷惑や安全性に問題がなければ本人のやるままに従った方がよいでしょう。 これを強制的に止める事は高速回転のモーターや長距離ランナーがゴールに着くそうそう停止するようなもので、大きな負担がかかります。

彼らの場合は「パニック」の要因になると思います。走り回る行動ならある程度で収まります。何故なら本人の思いの管理下にあるからです。 パニックになった途端に管理下から離れて収束の目途が立たなくなります、そうならないように薬でコントロールされる方が多いです。

パニックになったら収まりのも待つしかありません、ハイテンションの時は止む無く薬の投与が可能ですがパニックになったらほぼ不可能で人の声が聞こえなくなります。

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ハイテンションで止めるのでなく、落ち着かせるのをサポートするスキルが求められると思います。 ハイテンションを下げるのはその人によって異なります。童謡を歌う事で落ち着く方、紐遊びで落ち着く方、食べる事で落ち着く方など様々です。

何十年やっても日々状況が変わり対応するヘルパーによって全く対応が変わるのでマニュアル化は難しいようです。 最初の研修でその人の情報を知りますが、判断に迷ったら経験の深いコーデネーターか管理者に連絡を入れて判断を仰ぎますがパニック時に現場を見て判断する以外にありません。一時期テレビ電話での対応も考えました、状況を見たる声を聴いたりは出来ますが肝心な体感が分かりません。 人間が絶対にAIの負けないのは体感です。時々「嫌な感じの人」を言いますが表情や音声ではなく雰囲気かと思いテレビ電話では嫌感か伝わりません。

発達障害者への対応でははく人と人のつながりの中で大切な事かと思います、健常者は思い(感情)をマスクで隠しますが彼らは感情をダイレクトに出します。職人のように好き嫌いがはっきりしていますので対応は難しいですが本音で向かい合えばこちらが不器用でも相応の答えが返ってくる個性豊かな楽しい仲間を思って介助・ケアを行っています

最後までお読みいただきありがとうございます。 もし気に入っていただけましたら「スキ」&「フォロー」もよろしくお願いします。