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「発達障害のウソ」講演を聞いて

当事者「伏見美穂」さんの講演

主催者の伏見美穂さんの当事者の講演から始まりました。

伏見美穂さんは「心の病と発達障害」著者、発達障害、統合失調症、躁うつ病と様々な診断名がつき、断薬し、今は元気に過ごしている方です。

講演では

精神科(心の専門家)に期待して受診したが悪化する結果になったようです。そんな中で「精神薬は心を壊す」の記事を見たけど3時間平常になるので薬が手放せなかった。

死を覚悟した時に辛さの原因を考えて断薬しました。そこから身体的な病気や心の不安定さがなくなり全てが改善しました。そこから「発達障害ってなんだろうか?」と思いました。

親の言っていた「この子はおかしくありません」。生きていくために人を助けるために言葉ではなく結果を見る。

米田倫康さんの講演

「発達障害の概念」が一致していない。メンタルヘルスには責任を取る人がいない。「発達障害に正しい理解を!」の「正しい」とは?発達障害の検索、診断、治療の問題やデメリットは伝えない。

先天的脳機能障害は医師が問診、つまり主観で診断する。「正しい診断」は精神科領域で科学的な診断は不可能。科学的とは①再現性②普遍性。精神科領域において「正しい診断」は期待出来ない。

専門家につなげた結果が正しい診断や支援につながるのか?!医者は薬の専門家ではないが処方は医者がおこなう。

健康な人を病院に!チェックリストで自己暗示させて通院に結びつけて薬剤投与を行う。うつ病は脳の病気キャンペーンを行って薬剤投与につなげた。

「発達障害」は治らないが「発達障害と診断」されたものは治る時もある。根拠がない=悪ではない、根拠が無いのにも関わらずに人権侵害を正当化できてしまう過剰な権限を持ってしまったことが問題。

医師は発達支援の専門ではない。日本はピラミッドのトップで当事者、家族は最下部。外国は医師は支援者の一部で対等な立場。

発達障害診断が主体を奪って人<発達障害になっている、原因を考えずに「発達障害」診断に目が行ってしまう。制度の問題で現状を訴えている。


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