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人生の旅路の途中で一息

4連勤明けの休み前にKindle読み放題で見つけた気になった書籍でした。

介護者の慌しい1日

完全週休2日制の土日休みの勤務なら5連勤が普通なので、入った時に4連勤、5連勤は辛いの会話には?でした。研修期間を終えると早番は朝食へ1人で移動困難な方や不安定な形を迎えに行きデイサービス送迎の対応の朝ピークが始まります。

ホームに住む方の居室に訪問介護でお掃除や買い物代行に入ったりと入浴介助で日により業務が変わり慌しさも人によって変わります。

15時のおやつが終わる頃に各デイサービスから戻る方の対応や夕食のお迎えそして就眠介護などの夕ピークが落ち着くのが18時頃まで大忙しの1日が終わります。

休みの日の過ごし方

そんなバタバタの毎日の休日のリフレッシュは喫茶店でゆったりしたり、YouTubeで懐かしくの曲を聴いり、あと1週間で期限切れのKindle読み放題で電子書籍を読んだりしています。

「虹の岬と喫茶店」を見つけて

Kindle Unlimitedの読み放題で気になる表示を見つけました。

慌しい毎日の中で心和む時間を過ごしたいと思い「虹の岬の喫茶店」を読みました。

ストーリーは

小さな岬の先端にある喫茶店。そこには美味しいコーヒーと、お客さんの人生に寄り添う音楽を選曲してくれるおばあさんがいた。彼女は一人で店を切り盛りしながら、時折海を眺め何かを待ち続けていた。その店に引き寄せられるように集まる、心に傷を抱えた人々――彼らの人生は、その店との出逢いで、変化し始める。疲れた心に寄り添う、癒し小説。

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第一章《春》アメイジング•グレイス-驚くほどの恩恵
妻を亡くして幼子とこれからどうして行こうかと悩む陶芸作家男性が虹を追って娘とドライブをする途中で渚カフェに出会い元気を取り戻していきます。喫茶店に送ったあるものが次の物語につながります。

第ニ章《夏》ガールズ•オン•ザ•ビーチ
就職活動で自分を隠して面談を行うが上手く行かない学生がバイクのエンストなどで喫茶店に出会い、本当にやりたい事と新しい出会いを見つけるストーリー。学生がお店への恩返しの意味で行った事、そして出会った女性のあるものが次の物語につながります。

第三章《秋》ザ•プレイヤー-祈る人
不況の為に妻子と別れて泥棒に入った研ぎ屋が店主とのやりとりで想いが変わり、未来に希望を見出す。店主との相互の素敵なプレゼントとやりとりが涙を誘います。割れたコーヒーカップが次の物語の伏線になります。

第四章《冬》ラブ•ミー•テンダー
常連さんが店主の誕生日に月面の土地の権利書と望遠鏡を送り、転勤で喫茶店に来られなくなります。そこで起きたお互いの心の内にほろりとしました。

第五章《春》キンキュウ•フォー•ザ•ミュージック
ブルームーン-無理な相談
店主の甥が喫茶店の隣りに念願の店舗を開店してさせるまでのこれまでの人生のストーリーをメンバー仲間と語ります。ラストに会いかった人の粋なメッセージに涙しました。

第六章《夏》岬の風と波の音
店主の夫との思い出、嵐の夜に決めた事はそして嵐の朝に見た風景

慌しい毎日の中で人と人の関わりの大切さを想い出させる物語で、実際に存在するお店との事です。

Amazonビデオで観ました

気になってTSUTAYAでDVDを借りて観ようかと思いましたが、雨天もありお店に行くのも手間なのでAmazonビデオで視聴しました。

映画版は単独で観れば良かったと思いますが、小説を読んですぐ見ると脚本されている部分が多く細かい心理模様が見られて無かったので正直期待外れの感がありました。


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