見出し画像

バス停のある風景:箱根口と小田原城

2024年4月撮影

箱根登山バス、伊豆箱根バス「箱根口」バス停と小田原城…
いや、ういろう本店。
外郎(ういろう)さんのつくる「ういろう」は、お菓子のういろうと、薬のういろう。
その昔、外郎家を訪れた客人に出した茶菓子が今のういろうということらしい。
歌舞伎などで知られる「外郎売」は薬のういろう。
私は、お菓子のういろうより羊羹の方が好きですが(笑)

さて、箱根口バス停。
ここはなぜ箱根口と呼ばれるのか?
実はこの辺りに、小田原城の箱根口の門があったことから箱根口。
北条氏時代と江戸初期は箱根口が大手門だったそうだが、のちに江戸幕府のある方向に大手門を作った。
その、大手門は小田原市民会館のあるあたり。
大手門が箱根口にあれば、多分このバス停も大手とか、大手門だったかもしれない。