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駅名標のある風景:洗馬

中央本線洗馬駅(2014年撮影)
洗馬、旧中山道の宿場町であり、善光寺街道の分岐点でもある。
分岐点を分か去れといい、その場所には常夜灯が残る。

奈良井川右岸側に所在する洗馬宿だが、現在の住居表示では塩尻市大字宗賀。
洗馬というのは奈良井川左岸に存在している。
まるで、鉄道の駅のようだ。
例えば北海道新幹線の新函館北斗。
函館市ではなく北斗市にある。
函館があまりにも有名だから、函館の名前が入っている。
洗馬宿も元々は対岸に比較的知名度のある洗馬という集落があって、そこから新たにできた宿の名前を洗馬にしたのだろうか?
それとも洗馬の集落の人を一部移住させて作った宿なのか、それとも昔は洗馬宿の辺りをもともと洗馬と呼んでいたのか?
調べていないから、わからない。(笑)

隣駅は塩尻と日出塩。
旧中山道の隣の宿は塩尻と本山。
本山にはなぜか駅がない。
宿の人たちが反対したのか、駅間が近すぎたのか?
これも調べてないから、わからない。(笑)

そば切りの発祥地、斜交い屋敷の本山宿。
本山そばの里でそばを再び食べたい気分だ。
本山に行くには洗馬か日出塩から歩くか、本数の少ないバスに乗るか。
駅がないから不便な場所。
でも、だから宿場風情が残ったのかもしれないが。