これから始める大家さん
このサイトの目的
不動産投資に興味を持った私が1棟目を所有するためのリアルな軌跡。
現在のスペック
仕事:公務員
家庭:妻と3人の子供の5人家庭
不動産投資を行う目的
本業以外に月々のキャッシュフローを手に入れることで、金銭的余裕を確保するほか、本業を辞めても生活できる選択肢を持っておくため。
第一目標
物件費300万円 + リフォーム費 100万円 = 支出400万円
家賃収入 月5万円 (5万円 * 12ヶ月 = 60万円)
400万円の支出で年60万円の収入 年利15%のリターン!
諸経費差し引いても7%以上実利がある物件を1棟取得すること!
なぜ不動産なのか
株や債券より高いインカムゲインが見込めるから。
株や債券と違い、銀行からの融資も受けられるから。
学習方法
メンターに相談
本
「300万円で大家になって地方でブラブラ暮らす法」
「公務員特権×不動産投資」
「不動産投資入門!空き家投資の超基本」
「不動産投資が気になったらはじめに読む本」
大家の集会に参加
大家さんのブログ
学習内容(随時更新)
中古戸建不動産のメリット・デメリット
メリット
マンション・アパートより顧客が少ないため、管理が楽(1棟につき1人で良い)
滞納が少ない
リフォームもほぼ一度だけ
利回りがよく長期入居していただける可能性が高い。そういった物件の特徴は「田舎・駐車場複数・ペット可・戸建」
デメリット
1棟ではFIREできるほどの資金創出を見込めない
選んではいけない物件
雨漏りしている
外壁がチョーキング(触ると劣化した塗装が手につく)している
トイレが汲み取り式
地盤、建物が傾いている
「告知事項」がある
シロアリがいる
地下車庫、半地下車庫
昭和末期に流行ったデザイン 現在の車が入らない可能性があり玄関まで階段で登らないといけない
安すぎる
300万前後が理想。安すぎる=何かある。リフォームが高くつきがちなため中上級者向け
築古再生投資は上級者向け。廃屋を安く買ってリフォームする手法
選ぶと良い物件
近隣に入居率の高いアパートやマンションがある
購入価格が300万円程度
販売価格は500〜600万円でも鬼の指値交渉ができる場合も
ただし根拠なき指値は売主側の心象を悪くする←初心者がしがち
高速道路の出入口に近い
自分で内見に行ける範囲にある
駐車スペースを確保できる
国道沿いに立地している
全面道路から建物までの間に構造物がない
(塀も不要) 駐車スペースを広く確保できる
玄関・階段・キッチンなどが建物の左右どちらかに集中している
住んだ時使いやすい
人口が微増している地域
住宅需要が見込める
激増している地域は大手が参入するため初心者には不向き
政府が投資している場所
配管が塩ビ管性
現在の主流は塩ビ管だが昔は鉄製が主流だった。鉄製は錆と劣化による水トラブルの原因になりやすい。
初心者は「普通の家」を選ぶべし
建築面積50㎡以上が理想
物件の探し方
公務員が不動産投資を行うメリット及び注意点
銀行からの融資を受けやすい 公務員は倒産や解雇のリスクが低いため、職業の安定性を評価してくれる
注意点 副業規定に抵触しないよう「5棟10室以内」の運営及び「年間収入500万円以内」
物件の売却
築15年で1,000万円の中古住宅が出るとすぐに売れる
古くて手間のかかる物件はどんどん売却して新しい物件を仕入れる
現金が少ない初期段階は、3棟購入したら1棟売却する位のペースで現金を温存し、良い物件が出た際にすぐに動けるよう現金を持っておくこともオススメ
物件を売却する際は専任契約すると業者に主導権を握られるため、一般契約がオススメ
戸建不動産を選ぶ顧客心理
煩わしい人間関係を遮断したい
ペットを飼いたい
子育てするために泣き声で近隣住民といざこざを起こしたくない
買い付けを通すための極意
登記簿から保有機関や取得経緯を把握して残債の予想を立てる。残債+200〜300万円だと指値注文が通りやすい。また取得理由が相続取得だと売り急いでいる可能性が高いので指値注文が通りやすい。
修繕履歴や管理状況から売主の賃貸業へのやる気をはかる。修繕すべき箇所が修繕されていない(電灯や外壁などすぐに修繕できるとこができていない場合は賃貸業へのやる気が低い傾向にある)場合、指値注文が通りやすい。
売却時期を担当業者にヒアリングして3ヶ月以上経過しているなら指値交渉可能か担当者にヒアリングする
買い付けを行う場合は、専任契約と書いてあると良。不動産会社と売主が直接繋がっているため、値下げ交渉が通る可能性がある。逆に一般契約となっていると不動産会社と売主が繋がっていない可能性が高い。
不動産投資を挫折しないために
一緒に不動産投資について学ぶコミュニティに所属する
メンターを見つける
成功パターンを徹底的にパクる
銀行融資に必要な資料
物件概要書
住所や物件価格など不動産に関する情報を細かく記したもの
レントロール
不動産の賃貸条件を一覧表にしたもの
建物修繕履歴
建物の修繕や補修・改修を行なった際に工事の時期や内容・費用を記録したもの
建築計画概要書
建築計画の概略が記載された図書
登記簿
公図
納税証明書もしくは評価通知書
中古戸建投資をするなら自己資金でした方がよい。借金は4棟目からがオススメ
空室リスクを防ぐために
空室リスクはキャッシュアウトを引き起こす可能性がある。事前に賃貸需要を精査する
賃貸需要の調べ方
「見える賃貸経営」のサイトで賃貸需要をチェック
「suumo」「homes」「athome」の3サイトで近隣の物件の空室状況並びに想定賃料を割り出しておく
地方のメリット
「人口減少で未来がない」扱いする都会人も多いが、意外と「供給が足りていない」地域やジャンル(ペット可物件)がある。つまり、「買うと安いが、高く貸せる地域」がある。その反面、首都圏に住んでいる人は融資がつきにくいや人口減は確実。
耐震基準について
旧耐震基準
1950年制定 築74年(2024年現在)
震度5程度の中規模の地震で建物は大きな被害を受けないという基準
新耐震基準
1981年制定 築43年(2024年現在)
震度6〜7程度の大地震でも建物が倒壊しないように定められた基準
現行耐震基準
2000年制定 築24年(2024年現在)
新耐震基準に加え基礎形状(地盤)の仕様が明記され地盤調査が実質義務化されている基準
中古物件を購入する際は2000年以降に建築されているものを選ぶと現行耐震基準に適応しており安全性が高い。最低でも1981年以降に建築された物件を選んでおくことが無難。
リフォームについて
中古戸建投資なら1棟100万円いないが理想
大きなリフォームは高額
クロスや畳といった細々したリフォームの総額と大きなリフォーム1個分の値段が一緒と思った方が良い
住める状態にする。無駄にかっこよくしようとしない。不動産投資用物件は入居者さんが納得してくれれば良い。不潔でなければ良い。
家賃に反映できるか?を基準にリフォームを行う
リフォーム費用をかければかけるほど入居者は喜ぶがリターンが見合わない
リフォームの相場を知る
大きく費用がかかるところ
水回り
トイレ 汲み取りから水洗 100万
トイレ 和式から洋式 15万〜30万
風呂 ユニットバスごと入れ替え 100万
風呂 浴槽だけ交換 数万
キッチン システムキッチン 50〜100万
キッチン 安いもの 4万〜
外壁
塗装 100万
全面ではなく正面から見える範囲だけ塗装することで安く仕上げられる場合もある
シロアリ
一坪 7000円程度
雨漏り
程度によるが屋根・床の腐食により高額になる
地盤沈下・傾き
基礎から直すと数百万
低額リフォーム
ハウスクリーニング
戸建 7〜10万 ※広さによる
壁
クロスの張り替え 1m 700円〜(量産型クロス)
和室の砂壁をクロスにする 8万
襖・障子・網戸 1枚1500円
床
畳
表替え 2000円/枚
交換 6000円/枚
クッションフロア
賃貸によく使用されている
1㎡ 2000円
フローリング
上貼り 7000円〜
やり方と木材の材質で値動きが激しい
フロアタイル
クッションフロアとフローリングの中間素材
見た目木材
1㎡ 4000円
賃貸で高級感を出したい時にオススメ
ガスコンロ
1万前後
給油器
取り付け費用込み 7万
エアコン
広さによりけり
戸建ての場合は入居者が設置することも
洗面台の交換
3万くらい
鍵交換
1万くらい
ドア交換
物によりけり
安い業者を探す 例「クロス 激安 ”地域名”」
家電は価格ドットコムなどで安いものを探す
リフォームは1社に決めずたくさん調べることで安くできる
内見の予約について
不動産会社へ電話でアポをとる
内見が決定するまでがアポの目的
不動産会社と良好な関係を築くことで良い物件の情報がもらえるかも
良好な関係の構築方法
アポが取れて現地視察へ行く際は、不動産会社へ集合し現地まで連れて行ってもらう。この際、コミュニケーションを円滑にすることで心象アップ
レスポンスは秒で行う
一貫して謙虚な姿勢を忘れない
不動産会社が忙しくない時間帯に連絡する
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?