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腹痛とミクシィ Vol.32

潰瘍性大腸炎で入院した約20年前のことを当時ミクシィに書いていました。
薬をやめると咳はピタッと止まりました。


見事に咳が止まった体で再び診察を受ける。

先生は「いいね。良くなってる。」
と言った。それはそれでいいのだが肝心の潰瘍性大腸炎の薬に関しては

「それは○○先生の診察の時に聞いて。」
とまるで他人事だった。俺の主治医とは会ってもないようだった。ひょっとして仲が悪いのかと思ったのは俺の考えすぎか。

さて、咳は止まってる。お腹も現時点では良好。
こうなればいい加減仕事をしなければならないだろう。

会社に電話をして次の日から出勤した。
が、初日におなかに違和感を覚える。薬を飲んでいないだけに不安は募る。

どうしよう。このままだったら入院前に逆戻りだ。
この時、主治医の診察まではまだ数日あったが正直なんともならないんじゃないかと思っていた。症状が悪くないのにステロイドを飲むわけにはいかないと聞いていたし、その他の治療も思いつかない。

思い切ってセカンドオピニオンをしてみようと決断した。

でも今行ってる病院はかなり大きい病院だし、どこの病院がいいんだろうと悩む悩む悩む。どこも同じような気がする。と、インターネットを見ていると、あるひとつの病院が見つかった。


薬を止めて咳を止めてくれた医師はそこまでが自分の仕事だったのだと思います。今あらためて読んでも主治医とその場で連携をとってくれてもいいのではと思ったりしましたが、当時20代で一人暮らしで誰に相談するあてもない自分にそこまで考える余裕はなかったです。

考える余裕はなかったのですが、このままなら再び大腸が炎症を起こして血便が出るのだろういうのはすぐにわかりました。

そして考える余裕がなかったからこそセカンドオピニオンを受けてみようと軽く行動に移すことができたのだと思います。今なら確実に躊躇していたでしょう。

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