Note to Self
こんにちは。
読みにきてくださってありがとうございます。
我が家は、2019年10月より
市内国立大学の留学生のホームビジットの
ホストファミリーをしています。
新型コロナウイルスの感染が拡大していた
2020年5月上旬、
市内国立大学より
令和2年度ホームビジットプログラム実施について
『ホストファミリー、留学生の健康・安全面 を第一に考慮した結果、中止することとした』
との連絡がありました。
この時点で、
4月〜9月の短期留学の中止が決定していて、
10月〜3月の短期留学も中止が決定しました。
来年度は、例年通り
ホームビジットプログラムの実施を
予定しているそうなので、
令和3年1月頃の連絡を
待ちたいと思います。
もちろん受け入れます。
私がホストファミリーをしてみて
わかったことがあります。
ホストマザーの私がした事は…
・留学生と連絡を取り日程調整
・食事の献立を検討
・当日の食事作り
・留学生の送迎
普段と違う事と言えば、
・留学生との日程調整
・当日の送迎
これだけです。
私達家族は転勤族で
この土地のことを知らなかったので、
留学生に案内・説明できるように
英語・中国語・韓国語版の観光案内を準備しました。
合わせて、イベント情報も収集しました。
日程調整したはいいものの…
日本文化の知識に自信が無くて
こちらも参照しました。
ホストファミリーを始めてから作っています
ホストマザーの
大変さと得られるものを
天秤にかけると…
私の感想は
無償で構わないので、絶えず迎えたい
です。
(ホームビジットのホストファミリーなので、
ホームステイのホストファミリーと比べると
ホストの負担は少なく気軽です)
私は専業主婦なので、
お仕事をされているホストマザーさんより
本当に楽だと思います。
私が、
敢えて大変な点を挙げるとしたら、
息子の毎日の習い事との日程や時間の調整でした。
夕食に設定すると、
夜9時の息子の就寝に合わせてそこから逆算
早めの夕食にしたいけど、
習い事があり早めにもできない…
他に困った事は無かったと思います。
今振り返っても、大変な事は思い付きません。
良かった点ならたくさんあります。
留学生と一緒に過ごすことで、
私の考え方や生活が変わりました。
誰かをもてなすことを本気で考えたり、
留学生の喜ぶ姿が私の喜びとなり、
退屈と思う日が無くなり、
私が伝えようと努力したり、
(日程調整のLINE、英語のスペルを毎回調べます)
留学生が伝えようとする姿を見て嬉しくなり、
国内で本物の英語に触れられ、
みんな、故郷のお土産をくれたり、
まだ3カ国だけど、世界を身近に感じたり…
何より、
感謝されることが私の満足感になりました。
家族から聞くことのない
「ありがとう」
をいつも聞くことができました。
単純ですが、
この「ありがとう」が
私のモチベーションとなりました。
会話についても考えました。
以前は何とか英語で会話しようとしていて…
今は…
留学生は、
日本に来て日本語を習得したいはずだから、
解らないかもしれないけど
先ず日本語で話してみよう
解らないと言われてから英語で会話しよう
と思えるようになり、実行しています。
今後も継続します。日本語を学びに来ているので、留学生が理解してくれるなら日本語オンリーでも問題無いと思います。
我が家の今回の留学生は、ハワイ出身の男の子と中国出身の女の子とは英語で会話する必要がありました。時間の経過と共に、日本語を聞くことならわかってくれて、でも話すことは難しい様子でした。 この心境は、私も経験したので理解できました。私がアメリカ滞在中も、最初は英語を話せませんでした。正確には、話しても発音が違うらしく相手に伝わらない、でした。単語すら通じない(waterすらも通じなかった…)ので会話にならない… 私は日本語を話すことを止めて、ESLに通いとにかくネイティブの英語を聞き、聞くことから慣れて発音を学び話すことをしました。周りの人は、私が英語を話せないからといって日本語を話してくれる訳ではありません。あの時の苦労を思い出しました。 韓国出身の女の子は流暢な日本語を話してくれました。彼女との会話は全て日本語でした。
私も英語を完璧に話せる訳ではないので伝えられないことも多々ありましたが、コミュニケーションは気持ちと笑顔が大事で、あとはどうにか伝わるように思います。留学生は皆、スマホを片手に、話したり画面を見せてくれたりと伝えようとしてくれます。
そして、ホスト生活が始まり
小2の息子は…
基本マイペースで特に変わらないのですが、
私「今日は留学生のお兄ちゃん(お姉ちゃん) が来るよ」 息子 「いいよ〜」「わかった」 とは言うものの、いざ夕食になると… マイペースでした…
そして、ますます、外国人だからといって臆することは皆無です。
外国人を見て「アメリカ人だ」
と言うことはあっても、
(息子にとっては外国=住んでいたアメリカで、
自分がアメリカに住んでいたことは理解していて、
そして、どこの外国の人も全てアメリカ人と総称。)
道ですれ違っても
旅行先で見かけても
親の私が会話することがあっても、
幼少期より、避けることは1度もありません。
ただ、息子と留学生の交流は少なめでした…
親の希望としては…
一緒に遊んでもらいたい
という思いもあります。
ネイティブの英語を聞いてもらいたいからです。
ですが、交流が少ない原因は生活環境で、
帰宅してすぐ習い事、もしくは学校の帰りにそのまま習い事(習い事が週5日)、帰宅して夕食、その後小学校と公文の宿題、就寝の準備…
息子はそこから、
何とか隙間時間を作って
ニンテンドースイッチとYouTube鑑賞
息子は、留学生に、気が向いたら話しかける
(話しかけるだけで、話は聞かない)
感じでした。
留学生たちはみんな
息子とコミュニケーションを取ろうと
してくれました。
留学生との時間調整を昼にすることで、
留学生と交流する時間にも
息子の夕方の過ごし方にも余裕はできますが、
これでは息子が交流できません。
この点が、息子が楽しめることが今後の課題です。
改善点は多いのですが、
これまで努力してみた
我が家の初のホストファミリー経験、
料理の手抜きをした事はあっても、
おもてなしの心が無かったことはありません。
簡単に作れる家庭料理だったり、作り置きできるものは前日夜に準備しておいたり…食材は前日までに準備して、翌日に備えます。 頑張り過ぎず楽しんでいました。
決して良いホストマザーではないのかもしれません。私より上手におもてなしされている方がたくさんいらっしゃると思います。機会があれば他のホストファミリーのおもてなしを学ばせていただきたいと思います。ですが、完璧でなくても感謝されるので、それが、私のホストマザーのやりがいです。
そして、
経験しなければ改善点もわかりません。
ただ
一つだけ確かなことは…
私は楽しんでいる
ということです。
これからも試行錯誤しながら、
留学生により良いホームビジットを
体験させてあげたいと思います。
『日本に来てよかった、
ホームビジットプログラムをして良かった』
そう思ってもらいたいと思います。
読んでいただきありがとうございました。