このところ、Voicyという音声プラットフォームを使って政治ニュースを解説しています。せっかく毎朝やっているので、音声を文字に起こしたものをAIで文章にまとめ、noteで公開してみようと思い立ちました。
https://voicy.jp/channel/3495
Googleで音声を文字起こしした後、話題沸騰中のChatGPT-4で文章化(誤字・脱字の校正と要約)してみましたが、私の意図するものとはかなり違うものになってしまいました。私の音声発信の論理性が足りないこともあるとは思いますが、いきなりの文章化は危険なので、当分は控えることにします。
ChatGPT-4との対話を開始
自分自身の考えを文章化する前に、ChatGPT-4が着想を得るためにどの程度使えるかも試してみました。まずは、私が自分の音声発信の文章化を試みた岸田総理のウクライナ訪問について聞いてみました。
私は総理の警護をウクライナ側に依存したこと(自衛隊の派遣をできない現状)や情報管理に関しての分析を期待したのですが、全く的外れな回答になっています。何度かやり取りすると、私の質問の意図は理解しますが、回答はありきたりで新たな視点を提供するものはありませんでした。
海洋プラスチックについて質問してみると
気を取り直して、取り組みたいと思っている海洋プラスチックについて以下の質問をしてみました。
海洋プラスチックに関する分析は的確だという印象を受けます。メタ分析を集めるのは手間がかかりますので、この回答は有益でした。続けて海洋プラスチック削減方法についても質問してみました。
時に賛否が分かれるプラスチック袋有料化の評価も的確で、全体的にまっとうな回答だと思います。
ChatGPT-4に対する評価
ChatGPT-4に対する現段階の私の評価は、「自らの専門分野においては新たな発見はないが、自らが新たなことに取り組む場合は有益」というものですが、アクセスが殺到しているようですので超速で進歩することは間違いありません。用途も拡大するでしょう。ChatGPT-4と対話を重ねることで「カスタマイズ」されて私の政策や手段をサポートしてくれるのであれば使い勝手は格段に良くなり、近いうちに手放すことができなくなるのではないかと感じています。