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突然、父が…(2)

10月30日(土)
今日は2週間に1回の整形外科の通院日。

とりあえず、昨日の父の様子から、
診察は無理そうなので、
薬をもらいに行った。

処方箋なので、
先生との診察がある。

その時に、昨日の父の様子を
先生に伝えたところ…

それは何か気持ち悪ですね。
脳梗塞とかないか
今すぐ診察してもらう方がいい。
身体が動けないのなら、
コロナの今は減少しているから、
救急車を呼んで行きなさい。

とのこと。

薬をもらい、電話で伝えた。
実家に行ったら、行く用意はできていた。

私が救急車を呼び、
事情を説明して要請した。

10分程度で救急車は実家に着いた。
道が狭いので、近くに救急車を停めて、
ストレッチャーを持って歩いてきた。

3人の救急隊員の方が来てくださり、
父にいろいろと質問したり、
血圧、酸素飽和度や、熱などを測定。
母や私には父の生年月日や持病や、
病歴などを聞いていた。

母はかかりつけ医の病院を言って
その病院に行って欲しいと希望。
隊員の方も希望を汲み取っていただいて
かかりつけ医の病院に搬送決定した。

母は救急車に搭乗して、
父に付き添い、
私は後から車で行くことになった。

私は母に遅れて病院に到着した。
しかし、車の運転にあまり慣れていない
私が1人で運転は、恥ずかしいが、
ずっとペーパードライバーで、
ここ1.2年、父や母の病院の送り向かいする様に。
人を乗せての運転は何とか慣れてきたが、
1人の運転はしていなかったので、
火事場のクソ力で乗り越えた。

救急の診察の所にきたが、
母の姿がなかった。
救急の処置室の中にある待合室で
待っていたようだ。
中に入って、母に状況を聞いた。

まだどうなっているのかわからない。
診察してもろてるみたいやけど。

1時間くらいした頃に、
看護師さんが来た。
今、CTとMRAの撮影するところとのこと。

30分くらかかるから、
何か買い出しとかしに行って
もらってもよいとのこと。
ここの待合室は
基本付き添い1人だけの場合で、
複数人の場合は、外の待合室で待つとのこと。

母と私は救急室から出て、
お昼ごはんを食べに病院内にある
ドトールへ。
食べ終わったあとはまた外の待合室で
ひたすら待った。

お昼の12時過ぎに、
先生に呼ばれてた。

父はカリウム不足になっている。
普通の人の半分しかないとのこと。
カリウム不足による筋力低下や
全身の脱力感のために、
全身に力が入らなくなっていたと
思われる。

との見解。

母は先生に、
「お父さんはごはんはしっかり食べていた」か、
「下痢はしていなかったか」など聞かれた。

母は「ごはんはしっかり食べていたし、
栄養も考えでだしている。下痢は少し軟便ではある。トイレもよく行くが…大腸がんを患ってからは。」

と、答えていた。

父に会ったら、
点滴をしていて、少し顔色もよくなっていた。
あとは、お尻の割れ目にあるできものが
大きくなって痛みだしていたようで、
その加減かどうかは分からないが、
熱が出ていた。
この処置も同時にしてくれるようになった。

で、入院することになった。

退院の目安は、カリウムの数値が
点滴し終わっても
減少しないようになったらとのこと。
1週間程度の入院予定。

アルツハイマー認知症なので、
環境が変わることによる
進行を早めないか心配だが、
致し方がない。

入院中は面会できない。
14時〜16時までに荷物などの
受け渡しができる。
受付は1Fで行う。

ある程度の診断結果を聞いたら、
父も何か食べてもいいとのことで、
実は昨日の夜から、
父は何も食べていなかったそうで、
急いでコンビニ行って、
おにぎりとプリンや卵焼きなどを買った。

そして、父に食べさせた。
意識もはっきりしているが、
ここがどこなのかあまり理解していなかった。
母が病院であること、入院することを伝えた。

父は着ていた服を、病院のパジャマに
看護師さんが、着替えさせてくれた。

数十分して、病室の準備ができたので
救急から移動。

病室に着くまでに、
面会できないから、
私たち家族のことを忘れないでと。
あと、看護師さんの言うことを
良く聞いてとかを父に伝えた。

病室のあるフロアに着いて、
父は病室に入って行った。

私と母は担当医待ち。

担当医が来たら、
改めて、父の病状を伝えてくれた。

カリウム不足で不整脈を起こしそうな
心電図だったようで、
不整脈を起こしたら重症化する
恐れもあるらしい。
慎重にしなければいけない。
また、カリウム不足の原因と、
お尻のできもののことも検査していくとのこと。

担当医からの話が終わったら、
次は看護師さんからの話。

父はアルツハイマー認知症なので、
ナースコールをうまく使えないかもしれないことと、環境の変化による不安感が出たりするかも
しれないので、ベッドの下に、動きを感知したら、ナースステーションにわかるようにするシートを敷くとのこと。

これはありがたい。
父はトイレも頻繁にあるので
すぐに対応してもらえるようだ。

看護師さんからの話も終わり、
足りない日用品や薬を渡さないと
いけないので、一旦実家に取りに行くことに。

これらの作業終了したのが、
夕方の17時半過ぎ。

私が今日動き始めてから、
約11時間くらいだった。

私も母も疲れ果ててぐったり。

私はようやく長い1日を終えて、
自宅に帰宅した。

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