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最近の母

父が施設から退所してから、
約半年が過ぎようとしている。

なかなか、母の日常が落ち着く間がない。

仕事、介護、家事。

この3足のわらじの均衡が
うまくいなかいようだ。
やはり、介護の比重が大きい。

あと、母自身の体調管理も難しい。
睡眠不足が続いているようだし、
身体もあちこち痛い。

先日、右腕と右手に大やけどを負った。
しばらく不自由な日々が続いて続いていた。

応急処置がよかったおかげ、
痕が残らないようで一安心。

しかし、母の日常が日常でないのが
本当に心配で仕方がない。

私や姉も手伝える時は
手伝っているが、
それでも母の負担が
軽くなっているのかどうか。

そういう環境下の中だけど、
母のパワーはすごい!

大やけどした右腕や右手の
回復が目まぐるしい。
綺麗に新たな皮が生えてきている。
2週間くらいで回復。
まだ完治ではないけれど、
着実に回復している。

この回復力のパワーはすごい。

母に「回復力すごいな!」って言うと、
母は「気合いで治してるんや!
自分のためでもあるけど、
お父さんのためにもあるんやー」って言う。

母は、介護への愚痴は言うが、
介護がしんどいとか、ツラいとかは
聞いたことがない。

そう、母の両親や父の両親を
母が介護していた時も聞いたことがない。

愚痴は、お父さんのトイレの失敗だったり、
洗濯何回か回したとか、
お父さんがこんな事言うねんとか。

言わないのはきっと、
母自身が祖父母や夫を看たいと
言ったからである。
そこに母の強い信念がある。

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