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母、父見舞う

11月8日(月)から
1人15分の面会時間が許された。

早速、母は父を見舞った。

見舞いが終わった後、
電話をくれて、母はこう言っていた。

父は寝ていたようで、
母は父を起こした。

そして、起きた父の第一声が

「お母さん」だった。

父は、ちゃんと母のことを
覚えたいた。

さらに、私たち娘の名前を言って、
おるんか?って聞いてきたそうだ。

内心、母は父が、自分のことを
忘れてしまったのでないかと
不安だったようだ。

父の第一声を聞いて、
泣いてしまったそうだ。

泣いた母を見て父は、
「何泣いてるんや。」と言ったそうだ。

それから、車椅子に乗るために、
身体を起こして、ベッドの上に座った。
自分の力で。

しかし、ベッドから車椅子に移る際には、
やはり、足の力が入らないのか、
ひざが痛いのか、1人で移ることができず、
母、看護師さん2人、合計3人で乗せた。

母は、このことを踏まえて、
父の自宅での生活は難しいと判断したようだ。

母も、父に会って安心したようだし、
何よりも自分を覚えてくれていたことが
とても嬉しいかったようだ。

ひとまず、退院するまで、
毎日、母は父を見舞う(笑)

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