絵本のあれこれ
私は絵本が好きです。
絵を見るのが好きで、言葉を読んだり聴いたりするのが好き。
絵本はそのどちらもあって、素敵です。
2022年に絵本の勉強をして、その魅力にどっぷり触れたんだけど、
なかなか自分に合った活かし方が見つからないまま今に至り・・・。
まずは、この気ままな場所で色々綴ってみようかなどと思ったわけです。
手はじめに・・・
小学2年生の朝読で読み語りした絵本を3冊ご紹介。
「このあいだに なにがあった?」
「夏休みの間に何があった?」をマクラに、まずはこの絵本を読み語り。
教科書にも登場する絵本だったそうで、子どもたちの反応は上々。
「知ってる!」「見せて!見せて!」「見えない!」など、後ろの方の子も興味津々でワイワイしながら楽しく読み語れました。
ピタゴラスイッチや「イメージの読み書き」「プチ哲学」で大好きな佐藤雅彦さんの本。もっと上手に、楽しく読んであげれるようになりたい一冊です。
(所要時間:5分程)
「つきみのまつり」
2023年8月に発売されたばかりの絵本。タイトルにあるように家族3人(お母さん、お姉ちゃん、弟くん)が月見のお祭りに行くおはなしです。夏祭りに行った子どもも多かったので実体験と重ねて読み進められた子もいたかもしれません(いるといいな)。日本の風習のことだけでなく、地続きのささやかなファンタジーも楽しめる一冊です。
読み終えてから、「十五夜はいつだと思いますか?」と聴いてみると、一斉に「15日〜!!」との声。月見カレンダーを出して9月の満月を確認すると、今年は9月28日(金)でした。
(8分程)
「よるのいえ」
2009年度のコールデコット賞受賞作品で、訳は谷川俊太郎さんです。谷川さんの本は声に出すと気持ちがいいので、読み語りには積極的に取り入れていこうと思っています。
絵も白黒黄色と鮮やかで視認性も良いので、これは読み語りたい!と思って選んだのですが、子どもたちの反応は「絵が怖い!」とか「え、絵の鳥なのに急に飛んだ!」「太陽の顔が怖い!」など意外なものでした。でも、それって“絵に力がある”と言えますね。
君たちみんなにある “想像力” という力を使えば、絵の鳥にも乗れるし、どこへでも行けるよ〜、と精一杯伝えてみましたが、私では力不足でした〜。
この絵本の詩は積み重ね形式になっていて、行って戻ってくる昔ばなし的な要素もあって、絵も素敵で、、、と、とても魅力あふれる一冊なので、もっと魅力を伝えられるよう精進したいと思いました。
(4分程)
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