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【未完成】 勇気 無謀

ヒーローが助けに来たけどヒロインは遅すぎると罵倒する。

ヒーロー 勇者
ヒロイン 姫

「設定」
魔物とかいるファンタジーの世界
人間の姫が遠くに攫われ、勇者が年月をかけてようやく姫を見つけ出し帰ろうと告げる場面

姫「あの辛かった時に助けてほしかったの。
  たくさんの辛いことを耐えて、耐えて、
  ようやくこの地に骨を埋める覚悟をしたの。
  なんで、今更、、
  私は辛いあの時にあなたに助けてほしかったの、
  一緒には帰らない。
  あなた一人でどうぞ。
  
  ここまでの旅路、経験、苦労、 
  私を助けるため?
  そうかもしれないけど、遅過ぎたのよ。
 
  私はあなたに救いを求めていないの。
  だってもうあなたを諦めたから。
  私を助けたい?
  もうそれは無理よ。
  自己満足にしかならないわ。
  ふふ、言い様によってはこんなに違うなんて滑稽ね、
  さよなら勇者様。」

【姫サイド】
姫は攫われた当初は勇者が助けに来てくれると信じて待っていた。
でも何年もたち、信じているのが辛くなった。
人は何年信じることができるのだろうか?
姫はまだ夢見る少女だった。
攫われたことで夢見る少女じゃいられなくなった。
勇者が来ることを信じ待ち続けることと諦めてその地で幸せを探すのと
天秤にかけ始めた。
年月が経つにつれ天秤は完全に傾き姫は勇者をあきらめた。

姫がこの地で幸せになろうと努力して実っていく頃に
勇者が助けに来た。最悪のタイミングである。
姫は諦めたつもりでも未練もあった。
未練を断ち切れてない状態。
でもどちらか一方を選ぶしか姫には選択がなかった。
選択し、未練がある中やってきた勇者。
なんでもっと早く来てくれなかったのと心境荒れまくる姫。

【勇者サイド】
姫とは両片思いのような関係だった。
しかし姫が攫われたことで状況は変わり、急いで姫を探すため旅立つ勇者。
必ず助け出すと決め探すも見つからない。
姫は勇者の助けを求めていると一心不乱に姫を探す。
姫を探す旅路の果てに仲間が出来ていった。
仲間達と共にようやく姫を見つけ一緒に帰ろうと話を持ちかける

勇者に仲間がいれば姫のメンタルはさらに削られる。
勇者一人だとしても姫には断られる。

姫と一緒に帰るためにはもっと早く助けに来るしか
姫を救うことはできない。

勇者の行動は
他の人から見れば勇気ある行動
姫から見ればただの自己満足、無謀な行動

年月が経つにつれ姫の性格は捻じ曲がっていった。





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