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空の写真展


レンズの先に、
水の惑星


高校生の頃、
写真が好きだと気付き
豊かな空の表情を
時々、撮っていました。

家で使われていなかった、
フィルム式の
オリンパスさんのカメラで。



まだ、デジタルカメラは
流行っていない時代。
使い捨てのカメラが
コンビニで売られていました。

写真を撮ると、現像も必要。
カメラはお金がかかりました。

バイトができない高校に通い、
私は基本的にお金がなかったので
カメラを使うことには
ボーダーがありました。


でもやっぱり心ひかれました。
レンズを通して見る
空の表情、空の青色は
地球が水の惑星であることを伝えます。


もっともっと撮りたいな。
空の写真をいっぱい撮って
引き伸ばして現像して
写真展なんてできないかなー、
題して「空の写真展」。

なんて思っていました。


ある意味シックスセンス



今、そんな高校時代の
未来に立っています。

私は今でも素人で、
未だに個展ができるような
資本も力もないです。
撮りためてないから、
そもそも作品もない。


でも、写真を撮ることは
自分にとって必要なことだと思っています。
そう思うのは、カメラが壊れると、
不自由なかんじになるから。

私にとって、カメラは
瞳と肌と知覚が合わさったような
感覚器官のような存在。
シックスセンスみたいな。

頭で考えて撮ることが苦手で
感覚に頼ってしまう。
そんな私にとって
ある意味、写真を撮ることとは
カメラを伝った感覚を得ること。

カメラがあれば、
感覚の自由が増えるし
カメラがないと不自由を感じます。
だからこれからも、
カメラがいらなくなることは
きっと無いのだと思います。

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資本も作品も個展をする力もないけど、
スマホがあって、幸運なことに
noteに出会えて場所がある。
noteさん、ありがとう。

「空の写真展」

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#Aoi100



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