紫微斗数の宮の天秤はバランスが取りにくい
紫微斗数の宮は、上手く出来ていますね。
例えば、命宮は自分自身で、遷移宮は外の世界。
自分の意識が主に向かうのはどっち?
主星、さらには四化が入っている方に向きます。
天秤は重い方に傾く。
真ん中にいようとしても、傾いている方に自分自身の体が自然に移動するし、意識も視線もそっちに向きがち。
軽い方にもちゃんと世界があるんだけど、両方平等に見る事はなかなか難しい。
で、軽い方は手薄になる。
星が入っていない宮の事は、スルーしがちになる。
仕事を一生懸命やりたいと思うと、結婚生活がままならない。
子供にお金をかけると、貯金が出来ない。
大勢でワイワイ盛り上がっていると、親友との関係がおろそかに。
親の言う事を忠実に聞いていると、自分自身て何?みたいになったりして。
趣味を充実させようとすると、お金が貯まらない。
12の宮に振り分けられている人、物事、事象。
全てをバランス良く意識して、全部に気を配りながら努力していく事は本当に難しい。
手薄になりがちな方を少し多めに意識する事も、幸せになる方法の一つかもしれませんね。
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