導くものはみずがめ座からうお座へ

占星術とは活用・使うものである。

当たったりハズレたりするものとは違うと思っている。

惑星の巡りや月の満ち欠けにはそれぞれのリズムと個性があり、

人と同じように短所と長所、得意・不得意

さらには好き嫌いまで持ち合わせている。

得意なところは活かし、苦手な部分は他で補い

そうして惑星の個性を生かす。

この辺りも人とのつながりとよく似ていると思う。

さて、

物事を拡大させることが得意な木星が5/14にみずがめ座からうお座に移動する。木星は約1年に1度12星座を移動していて、ひとつの星座への滞在期間は1年間というわけだ。

この木星、現在みずがめ座を運行・滞在中である。みずがめ座と言えば風の星座のひとつ。みずがめ座は風の星座の中でもパワフル破天荒・型破り要素満載な天才肌の星座だと僕は思っている。さらに支配星は天王星を持つというトリッキーさ。軌道上で傾いて通常運行しているあの天王星だよ？ひとつ内側の土星からみたら「あいつ、輪っか縦になって普通にしてやがる・・・」って話で。ま、見えないけど。

拡大・発展の木星がみずがめ座にいる意図は今まで普通だと思われていたことがどうやらそうじゃないぞ・・・疑問持っとけっていうところ。今年のテーマでもあり、新しい時代に進むためにもうひとつ可能性を増やす、当たり前を変えていくことで発展を促すスタート起爆剤の1年なわけだ。

何かにつけてこれもダメだけどどうする？別の方法にしてくれません？

気に入らないからと言わんばかりで

こちらは知恵を絞られてる最中、今現在。

それがここにきて中盤越えでみずがめ座から木星が離れます。

それが5/14のうお座木星入り

木星みずがめ座の1年といいながらさすがだよ、やってくれるよ。

5/14に先走りで一つ先うお座に入っちゃうんだよね。

まだ任期全うしてませんけど？？？

この4月すでに、みずがめ座の出口付近はうお座がすでに浸潤中。それに近づく木星。

何となく感じてない？特にうお座の方。

居心地よくなってない？

うお座はフワフワまったり、献身の愛の星座。支配星は海王星。引き込まれそうな碧の星。何かを浸透させたり浸潤させるような癒しの星。スピリチュアルなこと、深い海の底に落ちていくような依存性なんかも意味する。現実的なことを突き付けて自分の殻を破り前に進むことを応援しているみずがめ座とは質が違う。

木星がそんなうお座にやってくる、ただし今回は期間限定。5/14～7/28まで。7/28にはまたみずがめ座に戻ってくる。ちなみに来年は木星うお座期。

さてここからが重要。

木星の優しさか、みずがめ座の破天荒さか。

一時期うお座に入ることで、来年の予行練習期間が設けられているんだよ今年は。この時期をどんな風に過ごすか。この国は興味深いほど占星術にリンクするから象徴的なことが起こると予想はされるけどね。うお座は医療・看護・介護・アーティスト・ミュージシャンとかのイマジネーション系も象徴する。体の部位だとリンパ・免疫系。これらのキーワードーから何を思い想像・創造していくかが星読みの醍醐味。

答えは自分で決められるよ。

特にうお座はイマジネーションの星座。想像力を働かしてごらん。

ただし

忘れちゃいけないのは

7/28以降、拡大の惑星、木星はみずがめ座にまた戻るということだ。木星はまだみずがめ座での仕事を残しているからね。

僕は興味深いことがある。

愛が一番あ～いふ・・・・♪

あのCMが山羊座木星期から12/29の木星うお座入りまでのイメージと重なること。

新しいことに挑戦し続ける女将あのCM。

古き良きものを守ってきたであろう老舗の女将（山羊座的）が

固定観念なくふり幅大きく新しいことにチャレンジ（みずがめ座的）し

そこに愛はあるかと問いかける（うお座的）

リンクしすぎて笑える。

どんなに色んなことが便利でシステマチックになっても

効率が正義みたいな風潮になったとしても。

来年は間違えなく問いただされる、

そこに愛はあるのかと