自動筆記 速度5 

桃が食べたい。桃の皮にすりすりしたいしたい。感覚的世界の諸芸術についての話をしよう。それは水だったり森だったりあるいは色彩的な何かだったりする。大抵は輪郭がなくて時空間に溶ける滲みのようなものだ。そう。私たちはそれを求めている。いつか人はなくなる。人が人である、ひとつのまとまりであるのは最初だけでそれは時間の経過とともにバラバラになっていく。時間が単性の直線軸であるのに対して精神は複数性のものになって座標状にバラバラに配置されていく。本来なら時間も点在であるべきだ。直線が嫌いだ。図形でも座標でも直線は嫌い。うねうねしていてほしい。スライムが好きだ。本来なら時間も空間もそうであるべきだ。人間の無意識の多角性に対して人間の認識の限界が足りてなさすぎる。ソフトクリームにカラースプレーをたくさんたくさんつけたい。星が見たい。夢中だ。ああ気持ちがいい。空が青くあればいい。いやでも青だけの空はbitが崩れた仮想すぎる。幻想についての語りがしたい。思考したくない。言葉が溢れる。何をしたいのだろう。本を読みたい。夢分析とフロイトが読みたい。他も。時間がなさすぎる。やっぱり時間は数値の幅が狭すぎる。設計ミスだ。空間と動的な物理法則と共に数値の幅を広げるべきだ。それはつまり身体性に時間が見合ってない。きらきらしたものを描きたい。解像度の低い絵がいい。ぐちゃぐちゃになる。気持ちがいい。出力は大事だ。溢れる。いい夢が見れそうだ。おやすみなさい。貴方を気づかせる夢が見れますように。みんな。

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