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(3)アスペクトを数字と図形で考える/「抜け道」探し

西洋占星術における数字と図形

今回は、天体間でつくられるアスペクトを「数字」と「図形」で考察し、さらにそこにタロットも少し絡め、地球3次元からの「抜け道」……つまり、上位次元への意識シフト、あるいは輪廻転生から抜け出す方法について考えてみた。

天体の位置(点)、線、幾何学図形、角度、数字などから生じる エーテル的な影響力 を読み取っていくのが、西洋占星術におけるアスペクト解釈、と考えている。

アスペクトに関しても、Wikipedia先生はたいへんお詳しい。

(メジャーアスペクト)
*0度(コンジャンクション)
*60度(セクスタイル) 6+0=6
*90度(スクエア)9+0=9
*120度(トライン) 1+2+0=3
*180度(オポジション) 1+8+0=9

(マイナーアスペクト)
*30度(セミセクスタイル) 3+0=3
*32.727…度(アンデシム)
*36度(セミクインタイル) 3+6=9
*40度(ノヴァイル) 4+0=4
*45度(セミスクエア) 4+5=9
*51.428…度(セプタイル)
*72度(クインタイル) 7+2=9
*135度(セスキコードレイト/セスキスクエア)1+3+5=9
*144度(バイ・クインタイル)72度の2倍 1+4+4=9
*150度(インコンジャンクト/クインカンクス) 1+5+0=6
*165度(クインデチレ) 1+6+5=12=1+2=3

-----2022/01/07追記-----
後半にある足し算は、アスペクトの数字をバラして合計して1桁にしたもの。これで見ると、360°を割り切れないアスペクト(7角形と11角形)と9角形のアスペクト以外がすべて3の倍数、になっている。360°も3+6+0=9。
-----追記おわり-----

で、わたしの場合、アスペクトに関してはメジャーを見るだけで、マイナーはとくに考慮してこなかった。その心は……面倒くさいからヾ(°∇°*) オイオイ だって、解釈いろいろあるし。それをぜんぶ覚えないとダメとか、、、そんなのはイヤン σ(^_^;)アセアセ...

なので、今回もごくシンプルに。アスペクトを、数字図形から考えてみた。そうすると、ゴチャゴチャした印象がすっきり収まり、アスペクトの作用を分割という観点から、感覚的にイメージできるようになる。

数字図形などの「抽象性」の高いエネルギーパターンは、純粋概念であるイデアに近いと思われる。よって、5次元までであれば、「次元を超えた共通の働き」を持つと感じている(いまのところ、要検証)。

下記の数字図形イメージは、12サインタロットの解釈においても同様に使える。数字と図形から、さまざまな現象の元になっているエネルギーパターンを読み取ることで、「細かな具象に振り回されない物事の解釈」が可能になるだろう。

 円 ひとつの世界・次元(ロゴス) 無0、無限0は割り算できない 0を掛けたら0 

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 円+点 世界内存在のはじまりと終わり 活動 0度(コンジャンクション) 関連度数(360度)

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 円の二分割 二元化 対象化 認知 関連度数(180360度)

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 円の3分割 正三角形(Triangle) 空間化(縦・横・高さ) 具象化  拘束化 維持 関連度数(120、240、360度)

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 円の4分割 正四角形(Square) 時間化 記憶化 刻印 変容と定着 関連度数(90180270360度)

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 円の5分割 正五角形(Pentagon) 形態の完成 分割されぬもの 遊戯性 人体 黄金比 関連度数(72、144、216、288、360度)

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 円の6分割 正六角形(Hexagon) 霊性 二重拘束力 分割されるものの結合力 調整 適応力 関連度数(60、120、180、240、300、360度)

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 円の7分割 正七角形(Heptagon) 創造力 自他の接触と区別 境界形成 7層の形成 360度を割って唯一割り切れない1桁の数字 関連度数(360度)

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 円の8分割 正八角形(Octagon) 高度なシフトと定着 完全な忘却・喪失・否定を伴わない変容 サーチ力 関連度数(4590135180225270315360度)

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 円の分割 正角形(Nonagon) 上位次元へのシフト 統合 抽象化 応用 多様な観点 関連度数(40、80、120、160、200、240、280、320、360度)

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10 円の10分割 正十角形(Decagon) 世界化した自己 ステージアップ 新たな世界・次元(0)の自己(1) 関連度数(3672108144180216252324360度)

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11 円の11分割 正十一角形(Hendecagon) 上位次元の情報 未来ヴィジョン 360度を割り切れない 関連度数(360度)

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12 円の12分割 正十二角形(Dodecagon) 上位次元の空間性 物質性からの解放 意識の自在性 溶融 臨機応変 転生 関連度数(30、60、90、120、150、180、210、240、270、300、330、360度)

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上位次元への「抜け道」探し

上記では意図的に、各桁を足した数も含めて「」を太字で強調している。というのは、という奇数が持つエネルギー、2分割できない数字の「超越力」や「統合性」などに注目してるからだ。

そして、の次は10。10で新たな(世界・次元)に参入=、というのが大きな枠から見た10番目のサインの「山羊座」である。11水瓶座」~12魚座」を地球3次元の輪廻に再び入る間のインターバルと考えると、地球3次元脱出を目論む人間は12の段階で、「3次元的な課題を完全クリアする」試みを成すべきだろう。

11奇数だが、1+1=偶数の要素もある。2はタロットでいうと女教皇。彼女の持っているには「二元化された地球3次元データ」が書き込まれている(画像ソース)。

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この11(水瓶座)の段階で「3次元体験」を総括し、手中に収める。タロットの11)で、女性がライオンをねじ伏せている姿はいかにもソレっぽい(画像ソース)。

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で、つぎの12(魚座)において、「中空に吊られた男」=「純粋な意識意図能動性」(1+2=)をどこへ向けるか? その決意次第で行き先が左右されると解釈してみた(画像ソース)。

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タロットの大アルカナ21までを「数字」で分類すると、2周目の19は1+9=10で、1周目の10(山羊座)に相当する。地球輪廻から抜け出すヒントが「奇数」にあるとすれば、2周目は20(2)以外のすべて、10(1)、11(2)、12(3)、13(4)、14(5)、15(6)、16(7)、17(8)、18(9)、19(10=1)に奇数が絡む。また、すでに10の段階を超えたレベルにあることからみれば、10〜19の数字すべてに、「抜け道」に通じるヒントが隠されていると思われる。

要するに、1周目数字地球3次元をいかにクリアするかがキモ……ということ。で、「1桁数字のマスターはあらゆる数字のマスターに通じる」と無茶振ってみる (;゚Д゚)ドヒャー

ではここで、偶数要素しかない20の特性を、タロットで読んでみよう。

20審判の「男女」の間に立つ人物は、「二極化されていない新たな世界」(0)で使うデータ・霊体(2女教皇の本の進化形態)という見方もできる(画像ソース)。

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で、目指すべき上位次元への「抜け道」をどこに、どうやって見出すとよいのか? それは人それぞれ、魂(クラスター)それぞれのチャレンジになる。個々に頑張って探るとヨシ (*´ω`)ノシ

他にも、ヒントになりそうなものを見つけた。

ネイタルの度数に自然数を掛けて(倍音化して)ホロスコープをつくる、ハーモ二クス占星術だ。

簡単に説明すると、例えばネイタル(出生)のホロスコープ(円)を9分割したポイントに天体が複数ある場合、ハーモニクス9(HN9)で天体同士はコンジャンクション(合)になり、それを天体の発芽とみる……らしい。

Astrodienst で確認してみたところ、わたしはHN9天秤座の金星・土星が発芽していた。同時に天王星・冥王星が双子座でコンジャンクション。天王星の度数は13度で、ネイタルのMCと同じになっている。ナンバーマカバの馴染み良さ……突飛なくせに妙な安心感があるなど。このへんの影響も考えられる(根拠は微妙ですが^_^;)。

2周目の12サイン、21までのじぶんの調波図で、気になったものがあったので載せてみる。

HN13

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HN9の天秤座と同じく、出生図にはない獅子座(水星と金星)が発芽している。天王星と冥王星の牡羊座も出生図にはない。さらに、火星と海王星、木星と土星が蟹座で発芽していて、このチャートにもっとも心惹かれた。

13アークトゥルスに関連する数字だと思っている。ドキドキするような高揚感や憧憬を感じるナンバー13……そこに記された星の意図に、わたし個人の「抜け道」のヒントがあるのかもしれない。

振り返ってみると、2004年、39歳になる年に離婚している。HN13のチャートには火のグランドトラインがあり、トライン(3分割)の場合、13にを掛けたHN39で天体同士がコンジャンクションする。HNの数字は年齢と相関するので、13歳のときに種まきされたものが、39歳のときに発芽したと読める。

(4)につづく

(幾何学図形の画像提供:N氏)