ほしとか

具体と抽象の架け橋になりたい

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安倍晋三「元」総理大臣の国葬費用を支える私のブルシットジョブ

苦しい仕事と、給与と、税金 私のお金を返してほしい。 私が、 同じミスばっかり繰り返して泣きながら電車に揺られた夜とか、 隣で上司が社長に叱責うけてるのを聞かされて息が苦しくなった時間とか、 「ちょっと、お客さん来たから、お水とコップお願い!」と言われて呼吸が止まりそうになった瞬間とか、いつまでたってもなくならない紙資料と、ハンコとか、「SDGs」だの「LGBT」だの呪文のように唱えて、「そういうもの」を一括りにする暴力と、偽善と、加害と…。 そんな環境で働く私。誰しも、

    • 「普通」の顔をしながら社会規範を壊すー誰もが生きやすい未来のために

      私の持つ、発達障害という弱者性 大学に入って、生まれて初めて経験したアルバイトがきっかけで、私はADHDの診断を受けた。人に打ち明けても「え??どのへんが???」となることがほとんどな、いわゆるグレーゾーン。とはいえ、昨今の「発達障害ブーム」の中でも語られることが増えた、それはそれで難しさのある立場だと感じている。 とにかく、その後のアルバイトでは「気が利かない」の烙印を押され、何度言われても同じミスを繰り返すプレッシャーに押しつぶされそうになりながら、いずれは「普通」に

      • 「入籍」への違和感と「反婚」の可能性

        2015年に日本で初めての同性パートナーシップ条例が渋谷区と世田谷区で施行されてから早5年、日本でも同性婚の合法化がいよいよ避けられない課題となってきた。権利の平等化の面で、堂々と「同性婚反対」と掲げる政治家も政党も減ってきた。少なくとも、ジェンダーに基づいて結婚が制限されている状況を問題意識として共有する人は徐々に増えている。しかし、結婚制度そのものを疑問視する声はそれほど多くない。 結婚そのものに反対、つまり「反婚」というスタンスがある。実践する人の目的は様々だが、多く

        • 反出生主義に対する論破は可能か

          Googleの検索窓に「反出生主義」と入れると、検索予測に「反出生主義 反論」「反出生主義 論破」と出てくる。私の記憶が正しければ、確か3年前の時点でも同じことが起こっていた。 このちょっとおかしな現象の背景には、単純に論破が難しいものに対する挑戦的な意味もあるのかもしれないけど、たぶん根源には、子供を産み育てたい、家族を築きたい、という人々のエゴがあるように思う。反出生主義みたいな思想が広まってしまったら、生まれてきた or これから生まれてくる子供の存在を否定されている

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          新しい家族のかたち ー「拡張家族」という夢と可能性ー

          夢のはなし「将来の夢はなんですか」と聞かれてすぐに答えられたのは中学生までだったと記憶している。当時私は「盲導犬訓練士」になりたかった。郡司ななえの『ベルナとしっぽ』(角川文庫)を読んで感動したのと、単純に犬好きだったのと。「夢」と問われればすぐに出せるとっておきの回答だった。 夢が特定の職業じゃなくてもいいと気づいたのは割と遅い、高校生の時。「トライリンガルになる」とか「世界を渡り歩きたい」とか、そのくらい「夢」と「やりたいこと」が近づいたタイミングだったように思う。この

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