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短歌

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#短歌

短歌 0042

短歌 0042

まだ風はいつもの顔で吹いてをり二十三時の眠れぬ夜に

短歌 0041

短歌 0041

街宣車体育の日の早朝を走る違和感高速道路

短歌 0040

短歌 0040

十月の夜に暖房入るる吾の勤務はすでに冬支度かな

短歌 0039

短歌 0039

里山に朱色も溶くる夕月夜耳を澄ませば千の虫の音

短歌 0038

短歌 0038

草紅葉狩つて歩めよ里の山虫も舞ひだす鳥も鳴きだす

短歌 0037

短歌 0037

台風で二日停電したもがな電気なければ全て不自由

短歌 0036

短歌 0036

左手に金融機関共通巻右手に真心を掴んで

短歌 0035

短歌 0035

ブースから見送るお客様車輌お気を付けてと声掛けながら

短歌 0034

短歌 0034

向日葵の切られて秋も堂々としてゐるやうな畑に飛蝗

短歌 0033

短歌 0033

東雲《しののめ》の路上に落ちた火蛾《かが》どもを啄《ついば》む雀久しからずや

短歌 0032

短歌 0032

鼻水は夏風邪からの置き土産地元負けても父母は観戦

短歌 0031

短歌 0031

仮眠から目覚めればもう雨止みて曇天だけが広がつている

短歌 0030

短歌 0030

石鹸の泡に包まれほつとする夏風邪去つて秋風の来る

短歌 0029

短歌 0029

疲れたよ二十四時間勤務明け体を包む涼雨の心地