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突然の豪雨

先日東京都内で110mm/hの猛烈な雨が降った。
最寄駅に到着し、出口へ向かったら多くの人が立っている。「もしや…」と思い、出口へ行ったら猛烈な雨が降っていた。

用事が無ければ私も他の人と同様、駅の構内で雨が止むのを待っていたのだが、夫と待ち合わせをしていたので待ち合わせ場所まで行かなくてはならなかった。それでも少し降雨の状況を見ていたのだが、雨の降る量が変わりそうにないので、大雨の中日傘を差して待ち合わせ場所へ行った。

待ち合わせ場所まで100m位だと思うが、ズボンも靴もびしょ濡れになった。

待ち合わせ後、車でスーパーへ向かったのだが、途中一ヶ所冠水している場所があった。途中で曲がることも出来そうではあったが、曲がった先も冠水しているかもしれない。仕方なく冠水した場所を通るしかなかった。とりあえず何もなく通れたので良かったのだが…。

今回のことで分かったのは、1時間弱でも100mm/h以上の雨が降り続くと、思ったよりも冠水する場所が増えることだ。私の通勤路でも冠水している場所があったことを知った。

私が行動している地域は土地の高低差がある。そうすると標高の低い場所へ雨水が流れて行く。明らかに多くの人に知られている広い低地であれば、冠水・浸水するだろうと予測が付くかもしれないが、そうではなくちょっとした高低差がある場所だと、「ここは大丈夫だろう」と思って車で進んでしまうことは有り得るかもしれないと思った。

例えば標高の高い場所の中にピンポイントで少し標高の低い場所がある場合、雨水は低い場所へ流れていく。そうすると多くの人に知られている低地よりも多く水が溜まったりする。今回の豪雨でも胸の上位まで床上浸水した場所があったと聞いた。多分知っている人は少ないだろう。

あと「こんな時にアンダーパスを通るのは…」と言う人がいるが、実際に道を走っていると、時と場合によっては通らざるを得ない状況になってしまうのではないかと思った。

その近辺の地理に詳しい人であれば浸水しそうな場所を避けて通るだろうが、地理に詳しくない人が偶然通った場合、その場所が浸水するとすぐに判断出来るだろうか。
しかも後続車がいる場合はバックして他の道へ行けない時もある。そうしたら身動きが取れなくなるのではないか。

そんなことを今回のゲリラ豪雨で知ったのだった。
ハザードマップは自分が住んでいる場所だけではなく、自分が行動する周りの地域や近々行く場所のハザードマップも確認した方が良いと思った。

そして今日も雷雨が降っている。

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