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太陽の観察

先日、日本でもオーロラが見えたと大騒ぎになった太陽フレアの発生。偶然にも、購入したばかりの太陽望遠鏡でその原因となったとされる太陽黒点NOAA13664を観察していました。太陽黒点は太陽表面に現れる磁極で太陽の表面温度より少し低いので黒く見えています。この黒点の周りでは、時々大規模な爆発起こり電磁波や高エネルギーの粒子、それに電気を帯びたガスが放出されます。この現象を太陽フレアと呼びます。早いものだと8分間で、遅くとも数日の間に1億5000万キロも離れた地球にも届き明るいオーロラが出現します。ひどい時には電波障害を起こしGPSが狂ったり、通信機器が使えなくなったりするそうです。現在のようなIT時代においては脅威となります。太陽を観察してフレア発生を予測して備えることが必要になっています。

太陽望遠鏡コロナド


左上に黒点


プロミネンス


黒点の投影


投影法による黒点観察


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