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なぜ人は怒るのか?

結論
「人に期待し、それに裏切られるから怒る。最初から期待せず、やってくれてありがとうという姿勢で臨む。」

会社にいると毎日と言っていいほど愚痴が飛び交うのが日本社会の象徴と言っていい。
「課長が早く資料出してくれって言ったのに、いざ出したら【ごめんこれ来週で良くなった。】って言われてさぁ〜。だったら何で早めに連絡してくれないのかな?」のような会話は皆さんもよく耳にするだろう。

ここで私は疑問に思った。
『なぜ人は怒るのか?』


言ってしまうと、相手の行動が自分が期待する結果を満たさなかったときに人は怒るのだ。


母親が子供におもちゃを片付けなさいと怒るのも、先輩が後輩に仕事が遅いと怒るのも全てが自分の期待値を他者が満たしてくれなかったからだ。

怒るという感情は非常にデメリットが多い。怒られた自分の部下は萎縮し、仕事のパフォーマンスの質は落ちる。周りにいる人たちにも悪影響だ。「この人には関わらないようにしよう。」「なるべく距離を保ってプライベートでの関わりはやめよう。」などと思われるのは目に見える。
私にも50歳を過ぎる課長がいるが、顔が真っ赤になるほど怒ることがある。健康面でも血管に負担をかけている。
体調を崩さないことをいつも祈っているほどだ。

怒ることは非常にエネルギーを使うし、自分にも相手にも良いことはない。

だったらどうすればいいのか?
答えはシンプル。
「他者に最初から期待しないこと。」
これだけだ。

少し冷たく聞こえるかもしれないが、この姿勢を持っていると気が楽なのだ。
自分のためにしてくれた事に対して過度に嬉しく感じる。
例えば、なかなか仕事ができない部下に資料作りを任せても、その内容の完成度は低いだろう。それでも一生懸命資料を作ってくれたことに対し感謝し、その人の成長に少しでも繋がったと思えば、楽にならないだろうか?(そもそもそんな人に仕事は任せないとはここでは考えない)

子供に怒るのも不毛だ。子供は自由だ。制限しようとすること自体が間違っている。出来ないのなら一緒にやってあげる。これでいいじゃないか。だからもし一人で片付けが出来たら物凄く嬉しいし、子供を褒めてあげよう!我が子はここまで成長したのかと!感嘆する自分が面白く感じるほどだ。

私は怒ることが多かった。学生時代は部活の後輩、妻や子供にも、部下にも怒ることが多かった。でも私はそれをやめた。アンガーマネージメントをし、私に関わる人すべての人が最高のパフォーマンスを出せることに全力を注ぐと誓った。

そこから私の人生は変わった。人にたくさん話し掛けられるようになった。妻にも「あなた変わったね」と言われるようになった。

「短気は損気」
本当にその通りだ。
皆さんも怒るという感情を捨てましょう。
究極的には「笑顔」が自分の顔のデフォルトになることを目指しましょう!凄く人生楽しいですよ!

この記事が少しでも多くの方の人生を変えることになればこれほと嬉しいことはありません。最後までお読みいただきありがとうございました。

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