気が付いたらさらに1年…

前回、音訳の勉強を始めてから1年経過した話を書きました。
気が付いたら、そこからさらに1年経っています。
時の流れは恐ろしいものです。
以前、知人から「70代なんて、ひと晩寝たら80代よ!!!」と言っていたおばあさんの話を聞きました。
私は50代なのでもう少し時の流れは遅い筈なのですが、日々忙しいなと言い訳しているうちにどんどん時間が過ぎました。

さて、音訳の修行ですが、
1年目:全くの初心者向け講座に参加。その後ボランティア団体に所属し、勉強会に参加し、配布される資料を使って図書館の録音室で録音(練習)する日々。
2年目:初心者向け講座の受講を前提としたフォローアップの講座に参加。
並行して6月に小冊子の録音資料を1冊仕上げるという課題をいただくも年内という余裕のある期限だった為、先伸ばしにしているうちにもう12月になり、最近巻き巻きで録音&編集してます。

基本的に初心者用講座と普段の勉強会は一人ずつ配布資料を声に出して読み、ベテランの先輩方が突っ込みをいれてくださるダメ出し方式。
私は他の団体を知らないのですが、お手本を示されることはなく、まずは各自思い通りに読み、「あなたの読み方は音訳としてはここが間違っている。」と指摘され、どこまで読み方を改善できるかが勝負どころ。
先輩方もそうやって成長してきたので、上手くならないのは自己責任という次第です。
私は人前で文章を声に出して読むことは未経験で音訳の世界に入りましたが、朗読・読み聞かせ等の経験がある方はその経験ゆえ、苦戦する方が多いようです。視覚障がい者が長い間聞いても疲れないようにという理由で、あまり表現せず感情を入れずに読まなければならない点に戸惑います。(アナウンサーの読み方に近いイメージでしょうか。アナウンサーがすべてのニュースを情感たっぷりに読むとしたら、ちょっと聞きづらいですよね。)

分からないながらも頑張って続けているうちに少しは成長するのですが、ちょっと分かってくると自分がダメダメなことがよく分かり落ち込むという始末。いまだボランティアとして貢献できるレベルには達しておらず、スタートラインにも経っていない状況なのですが、もう少し頑張って続けてみます。

次回の記事がまた1年後だったら笑ってやってください。

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